・Webマーケティングの長期インターンの仕事内容について知りたい…
・Webマーケティングの長期インターンで選ばれる人材になりたい…
上記の疑問に答えるべく、本記事では以下について説明します。
① Webマーケティングの長期インターンの仕事内容
② Webマーケティングの長期インターンの選び方
③ Webマーケティングの長期インターン探しにおすすめのサイト
先の見えない時代だからこそ、学生のうちに稼げるスキルを身につけたいと考える方は多いはずです。
最近では多くの学生が、Webマーケティングスキルを身につけるべく、ベンチャー企業でWebマーケティングの長期インターンに取り組んでいます。
本記事を最後までお読みいただくことで、Webマーケティングの重要性や長期インターンに採用されるために必要な準備について理解できるようになります。
また、本記事の読者は以下を対象としています。
・就職活動の対策を検討している大学2〜3年生
・ベンチャー企業でWebマーケティング職で就職したい人
ページコンテンツ
Webマーケティングの長期インターンは就活でメリットが大きい
今現在、Webマーケティングの長期インターンをすべきか迷っている方に言いたいのですが、長期インターンは就活やキャリア全般でのメリットが非常に大きいと言えます。
長期インターンでWebマーケティングを実施するメリットとしては、次のようなものがあげられます。
・Webマーケティングの考え方を身につけビジネスの仕組みが理解できる
・Webマーケティングの経験を積んで個人で稼ぐことができる
上記のように、若手のうちにWebマーケティングの経験を積んで他者に圧倒的な差をつけることができます。
また、メリットについてたくさん述べましたが、
・業務の難易度が高くて辛くなる
・忙しくて学問との両立が難しくなる
といったデメリットも存在しますので、リスクも加味した上で取り組む姿勢が大切です。
関連記事: 大学生におすすめのWebマーケティングスクール9選!! 勉強して身に付くスキルも解説
Webマーケティング会社が長期インターンを受け入れる理由や背景
長期インターンとして企業に関わる上で、企業側が長期インターンの学生を受け入れる理由について把握しておくことは大切です。
主に次のような理由が想定されます。
理由1: 簡単作業で人手が足りない
理由2: 幹部候補の新卒社員の発掘
理由3: 会社のブランディング
ベンチャー企業で採用経験もある私の経験もふまえご説明できればと思います。
理由1: 簡単作業で人手が足りない
1つ目の理由として考えられるのが、専門性を必要としないような簡単作業で人手が足りないケースです。
多くのWebマーケティング会社はベンチャー企業であることが多く、自社業務の中でも企画色が少なく、専門性を必要としない業務であれば、BPO会社や業務委託のワーカーに外注します。自社社員のリソースを事業成長につながるような業務に当てようとします。
このような観点で、長期インターンの学生に作業をふれるのは企業として都合が良く、真面目で高学歴な学生は作業も正確で、若さゆえコミュニケーションも気持ちがいいわけです。
理由2: 幹部候補の新卒社員の発掘
2つ目の理由としては、長期インターン生の中から、将来の幹部候補の社員を発掘するというケースです。
ベンチャー企業こそ新卒採用は実施していないですが、Webマーケティング会社でも年商が10億円を超えてくるような規模になると新卒採用を実施します。
新卒一括採用のタイミングで応募してくる学生よりも、入社前に自社業務やカルチャーを十分に理解している学生を早期で囲っておくことは、採用コストの節減にもつながりますし、何より即戦力で関わってくれる状況をつくれます。
理由3: 会社のブランディング
3つ目の理由としては、会社の良いブランディングにつなげたいというケースです。
やはり、20代前半の若い学生が組織に所属している状況は外部からの見栄えも良くなります。
「たくさんの学生がいて、勢いのある会社」
「学生が挑戦していて、挑戦を推奨する気前のいい会社」
このようなブランディングを世間に対して浸透することが可能となります。
Webマーケティングの長期インターンの仕事内容
長期インターンとしてWebマーケティング業務に携わる場合には、どのような業務を行うことになるのでしょうか。
基本的には、下記のようにWebマーケティングの戦略策定と運用業務の2つに分かれます。
業務1: Webマーケティング戦略策定(難易度高)
業務2: Webマーケティング運用業務(難易度低)
それぞれの業務内容についてご紹介します。
業務1: Webマーケティング戦略策定(難易度高)
1つ目はWebマーケティング戦略策定業務です。Webマーケティングの戦略策定は花形業務の1つですが、難易度が高いため、後述する運用業務を極めた後に取り組むことが一般的です。
Webマーケティングの戦略策定は、コンサルティング会社ならばお客様、事業会社ならば事業部のマーケティング予算(広告予算含む)に応じて、広告出稿やメディア運営の予算、獲得目標、獲得する戦術を定義する業務です。
関連記事: Webマーケティングの戦略策定方法~コツや注意点を解説~
業務2: Webマーケティング運用業務(難易度低)
Webマーケティングの運用業務は、Webマーケティング戦略に基づいて、各Webマーケティングチャネル(SEO、Web広告、SNSなど)の運用を行い、CV獲得を目指す業務です。
どれも媒体の特徴を理解し、会社内にある運用手順やノウハウを学び、それをもとに運用していくことになります。
どのチャネルの運用も初めは難易度が高いですが、ある程度の事前知識があれば簡単に適応できますので、果敢にチャレンジされると良いと思います。
関連記事: 大学生におすすめのWebマーケティングスクール7選!! 現役Webマーケターが徹底比較!!
Webマーケティングの長期インターンの4つの選び方
Webマーケティングの長期インターンのポジションを選ぶときには、いくつかのポイントが存在します。特に学生の本分は、学問ですから、日々の学校生活を優先すべきです。
選び方1: これまでの経験でできる会社を選ぶ
選び方2: 学問に支障が出ないスケジュール許容のある会社を選ぶ
選び方3: 身につけたい領域(SEO、AD、SNSなど)に強い会社を選ぶ
選び方4: インターン生への教育制度がある会社を選ぶ
ここでは、Webマーケティングの長期インターンの選び方について解説します。
選び方1: これまでの経験でできる会社を選ぶ
1つ目は、自分が過去に経験してきたスキルで業務ができそうな会社を選ぶという方法です。
長期インターン生として、ベンチャー企業で業務を行う場合には、周囲がその道のプロの集まりであることを認識することが大切です。
組織でのメンタルヘルスを良い状態で維持するために、大学での自身の専攻に近い分野、もしくは、過去のアルバイトや習い事、部活動などの経験から多くの知識を持っている領域での経験ができる会社を選ぶことがおすすめです。
Webマーケティングの知識やスキルがなかったとしても、業界知識を事前に持っていることは精神的にかなり楽ですので、意識してインターン案件を選びましょう。
選び方2: 学問に支障が出ないスケジュール許容のある会社を選ぶ
次に、本文である学問に支障が出ないスケジュールで取り組めるインターン案件を選ぶという方法です。
長期インターンとはいえ、企業は学生を戦力として捉えているため、可能な限りコミットメントを求めるはずです。
しかし、フルコミするなら大学をやめて飛び込むべきで、長期インターンとして学業を優先し、卒業することが最も重要です。
なので、学問に支障が出ない案件を選ぶべきですし、実際に面接に行った際にもスケジュールの交渉は必ず行うようにしましょう。
関連記事: ベンチャー企業の転職面接で聞かれる逆質問とは?ポイントや質問例を解説
選び方3: 身につけたい領域(SEO、AD、SNSなど)に強い会社を選ぶ
長期インターンとしてWebマーケティングに取り組むならば、今後自分が身につけたいマーケティング領域を選ぶようにしましょう。
Webマーケティングを身につける際には、自分の得意分野を身につけてから、他分野のマーケティングを身につける方法が一般的です。
Webマーケティング領域には、次の領域が存在します。
・SEO
・デジタル広告運用
・SNS運用
・MA運用 など
基本的には獲得系の領域であるSEO、デジタル広告運用、SNS運用のインターン案件がメインとなるはずですので、自分の好みや適性を鑑みた上で取り組みたい分野を選びましょう。
ここで経験した分野が今後のWebマーケターとしての専門性の一部になり、半ば一生つきあうスキルになるため慎重に選びましょう。
選び方4: インターン生への教育制度がある会社を選ぶ
最後に、長期インターン生向けの教育制度を社内で持っている会社を選ぶ方法です。
ベンチャー企業であれば、インターン生は会社の重要な戦力の一因となることから、インターン生への教育プログラムを充実させる傾向があります。
ベンチャー企業の長期インターンに参加するのが不安な方や安心してスキルを身につけたい方はそういった教育制度のある会社を探しましょう。
Webマーケティングの長期インターンを行うための準備
Webマーケティングの長期インターンに関わる前に、何か準備をした方がいいのではないかと良く聞かれます。
Webマーケティングの長期インターンに応募するハードルが高いためか、このように思う方は多いようです。
長期インターンに応募する前に不安な方は下記のような事前インプットをお勧めします。
準備1: ブログやSNSアカウントに触れてWebマーケティングに慣れておく
準備2: Webマーケティングスクールの講座を受講して知識インプットを行う
各内容について説明していきます。
準備1: ブログやSNSアカウントに触れてWebマーケティングに慣れておく
1つ目に、ブログやSNSアカウントなどのすぐに触れられるWebメディアに触れてWebマーケティングに慣れておくことです。
Webマーケティングの未経験の方ですと、個人でのメディア運用経験や一定のWebマーケティング資格を持っていない場合には、インターン生として採用されることはほぼ難しいと考える方が良いでしょう。
事前にブログやSNSアカウントを運用することで、流入数、クリック率などの基本的なWebマーケティングのKPIを理解できます。
この基本を知っているかいないかで、実務でのパフォーマンスが大きく変わってきますので、最低限の知識習得のためにこういったメディアには触れておくようにしましょう。
関連記事: ブログを書くことのメリット・デメリットについて考察してみた
準備2: Webマーケティングスクールの講座を受講して知識インプットを行う
2つ目に、Webマーケティングスクールの講座を受講して、すぐに現場で活躍するための知識を吸収してしまう方法です。
Webマーケティングにおいては、扱う知識が極めて多いためか、学習のハードルが高いと感じる方が多いはずです。
それでも今後の将来を考えた上で、Webマーケティングの長期インターンに申し込むのであれば、事前にWebマーケティンすスクールのオンライン講座を受講するなどして下準備をすることも大切です。
大学生のWebマーケティングスクールの是非について以前執筆した記事があるので、こちらも併せて読んでみてください。
関連記事: 大学生におすすめのWebマーケティングスクール7選!! 現役Webマーケターが徹底比較!!
Webマーケティングの長期インターン探しにおすすめのサイト
Webマーケティングの長期インターンの案件を探す時のおすすめの求人サイトをご紹介していきます。
それぞれのサイトには特徴があるため、自分の目的に合わせてサイトを活用しましょう。
サイト1: Infraインターン
Infraインターンは、株式会社Legaseedが運営する長期・有給インターンシップ案件の検索サイトです。
累計登録学生が60,000人おり(2022年10月時点)、データベースの78%が東大/早慶/GMARCH/関関同立などの上位大学の学生が登録しています。
検索できる案件も、エンジニア、デザイナー、営業、企画、マーケティングなど多種多様な業務から選ぶことが可能です。
サイト2: dodaキャンパス
dodaキャンパスは、ベネッセが運営する就活支援サービスです。個人の努力や経験を見た企業から、インターンやオファーが届くサービスとなっています。
23~26年卒の合計87.8万人の学生がサービス登録しており、ライバル学生のほとんどが登録しているサービスとなります。
長期インターンでWebマーケティングに取り組みキャリアを伸ばそう!!
Webマーケティングの長期インターンに参加することで、ビジネスの仕組みを理解できたり、Webマーケターとしての稼ぐ能力を身につけることができるようになります。
ただ一方で、数あるWebマーケティングインターン案件の中から自分の参加目的を明確化した上で、探すことが大切です。
本記事で説明した内容をもとに、自身の参加目的を明確化した上で、適切な準備のもと応募するようにしましょう。