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フリーランスWebマーケター🔰
・Webマーケティングで稼げない原因・理由について知りたい…
・Webマーケティングでうまく稼ぐコツについて知りたい…

上記の疑問に答えるべく、本記事では以下について説明します。

本記事で伝える内容

① Webマーケティングでうまく稼げない原因・理由
② Webマーケティングで稼げない人が行うべきこと

Webマーケティングのフリーランスとして業務を行なっているけれど、なかなか稼げなくて困っているという方から多くご相談をいただきます。

Webマーケティング業界は実力さえあれば稼げる領域ですので、本記事を最後までお読みいただき、なぜご自身が稼げないのかについて理解し、適切な対策をとるように心がけましょう。

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宮田
本記事を執筆する私(@webkirin)は、未経験からSEOマーケターとなり、MarTechスタートアップ、事業会社、独立を経験し、現在はマーケティング会社でSEOリードコンサルタントとして活動しています。

また、独立時には年商3,000万円まで稼いでいたのでその意味では、Webマーケティングフリーランスとしての稼ぎ方を理解している自負があります。

また、本記事の読者は以下を対象としています。

本記事の対象者(ターゲット)

・Webマーケティングの専任フリーランスの方
・Webマーケティングの副業フリーランスの方
・Webマーケティングの経験が1~2年あり独立された方(実力がある方)

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Webマーケティングで稼げないのはやり方が間違っている

Webマーケティングで稼ぎたいと考えている人は、その多くがフリーランスで業務を行なっているはずです。

フリーランスでWebマーケティングをしているのであれば、よっぽど実力がない場合を除き、ほとんどの方が月に50~60万円以上の月商を上げているはずです。

これは企業が積極的にフリーランスを活用する流れがあることや、単価設定の観点からも容易に想像ができるはずです。

それにも関わらずWebマーケティングで稼げないのであれば、確実に言えることは、

圧倒的にやり方を間違えている

これに尽きると思います。

本記事では、Webマーケティングで稼げない理由について深堀しつつ、稼げるようになるマインドやスキルセットについてお話ししていきます。

関連記事: Webマーケティングのフリーランスが凄く稼げる話 – 発注者側の視点から語ってみる –

 Webマーケティングの稼ぎ方は受託とメディア運営の2種類

前提を揃えるために言うと、Webマーケティングの稼ぎ方としては、Webマーケティングコンサルティング事業(受託事業)とWebメディア運営事業の2つの種類の稼ぎ方が存在します。

Webマーケティングの稼ぎ方は主に2種類

稼ぎ方1: Webマーケティングコンサルティング事業(受託事業)
稼ぎ方2: Webメディア運営事業

ここでは、それぞれの稼ぎ方について整理していきます。

稼ぎ方1: Webマーケティングコンサルティング事業(受託事業)

Webマーケティングコンサルティング事業は、事業会社のWebでの集客を支援する事業となります。

領域は、全体戦略や個別領域支援など多岐にわたります。

Webマーケティングコンサルティング事業のスコープ

・Webマーケティング全体戦略策定
・個別領域支援(SEO、Web広告運用、SNS運用など)

フリーランスのWebマーケターとして稼働される人の大半は、この受託事業で稼ぐことになるはずです。

クライアントは、事業会社と直接契約を締結する場合と、Webマーケティングコンサルティング会社と準委任契約をして、二次請けとして稼働するケースの2つが存在します。

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宮田
Webマーケティングの専門知識だけにとどまらず、クライアントとのコミュニケーション力などが要求されるため、一度Webコンサルティング会社での実務経験がある方や、Webメディアのグロース経験がある方でないと継続的に稼ぐことは難しい領域と言えます。

稼ぎ方2: Webメディア運営事業

Webメディア運営事業は、オウンドメディアを個人で運営し、アフィリエイト収益を上げる事業全般を指します。

一般的に、SEOアフィリエイトやADアフィリエイト事業を指し、多く稼いでいる方ですと、月に100万円以上の広告集計を稼いでいる方が存在するため、出稿している媒体のアルゴリズムの知識がある方であれば、青天井に稼げる領域だったりします。

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宮田
一方で、媒体の知識やグロース経験のない方ですと、どれだけ頑張っても収益が発生しないことがあるため、専門知識がないと手を出さない方が良い領域と言えるでしょう。

関連記事: Webマーケティングで独立・起業する2つの方法を紹介!!

Webマーケティングで稼げない原因・理由とは?

「Webマーケティングで稼げない」と言うことは、「Webマーケティングの事業で継続的に売上が上がらない」と言うことで、原因や理由を分析することが可能です。

ここでは、Webマーケティングコンサルティング事業(受託事業)とWebメディア運営事業の2つそれぞれで原因・理由を深掘りしていきます。

Webマーケティングコンサルティング事業(受託事業)で稼げない3つの理由

Webマーケティングコンサルティング事業で稼げない方は、Webマーケティングコンサルティング事業の構成要素を下記のように分解しましょう。

Webマーケティングコンサルティング事業の売上構成

年間売上 = 月売上(= 案件数 × 案件単価) × 継続期間(か月)

そして、「受注」「継続」の2つの観点から、主に次の3つの原因・理由があると考えられます。

Webマーケティングコンサルティング事業(受託)で稼げない3つの理由

理由1: 案件が獲得できていない
理由2: 単価の低い案件を獲得している
理由3: 獲得した案件の継続率が低い

各理由について説明していきます。

理由1: 案件が獲得できていない

初めに、獲得している案件数自体が少ないと言う点です。

毎月の売上を構成する要素として「案件数」がありますから、まずは十分な案件数が確保できていないと言うのが、売上が上がらない理由として大いに考えられます。

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宮田
若手の方ですと、Webマーケティング業界の方とのコネクションも少なく、十分な営業活動ができていない印象を受けます。

正直、Webマーケティングのフリーランスとして独立するのは早すぎると感じます。

理由2: 単価の低い案件を獲得している

次に考えられるのが、単価の低い案件を獲得してしまっていると言う点です。

毎月の売上を構成する要素として、「案件単価」がありますから、案件の単価が低ければ売上にはならないはずです。

私の場合には専門がSEOですので、次のような単価設定ができると思います。

単価設定例)
・コンサルティング: 定額制なら1案件15~20万円、時給なら5,000円
・記事作成: 文字単価3円以上(構成作成、執筆作成込み、画像別途)

このように自分自身の価格を決めておくことが前提ですが、多くのフリーランスの方は、ご自身の価格を低めに設定しているケースが散見します。

フリーランスとしての市場相場を理解した上で適切な単価交渉を心がけることが大切です。

理由3: 獲得した案件の継続率が低い

最後に考えられるのが、案件の継続期間(継続率)が低いケースです。

自分にとって良い案件を獲得できたとしても、継続ができなければ売上はストックされていきません。顧客に喜ばれるサービスを継続的に提供できないコンサルタントが極めて多いような気がします。

Webマーケティングのコンサルティング事業であれば、次のようなことができないと継続率は低くなります。

継続率が低いコンサルタントができていないこと)
・Webマーケティングの知識が少なすぎる
・市場や業界、ビジネスモデルに関する知識が少なすぎる
・コミュニケーションが雑になりがち
・期日が守れない
・トークが面白くない

Webマーケティングのコンサルタントとして、業界理解やマーケ知識があることは前提ですが、トークが面白いかどうかも重視される点であると感じます。

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宮田
同じスキル、金額のコンサルタントが複数存在するならば、価値観が似ていたり、トークが面白いコンサルタントと一緒に仕事したいですよね。

コンサルタントであれば、トークが面白い人が選ばれるのは確実なので面白さを追求しましょう。

Webメディア運営事業で稼げない3つの理由

Webメディアで稼げない方は、Webメディア事業の売上構成要素を下記のように分解してみましょう。

Webメディア事業の売上構成

月売上 = 成約単価 × 成約数( = 成約率 × CV数)
– CV数 = セッション数(LPへの遷移) × CVR
– セッション数(LPへの遷移) = セッション数(サイト訪問) × 遷移率
– セッション数(サイト訪問) = 検索Vol × クリック率(検索順位と正の相関)

Webメディア事業では、成約率は広告主が提供する商品・サービスの質に依存するため、ほとんど外部要因です。となると、CV数(=セッション数 × CVR)を以下に引き上げるかが焦点となります。

上記の内容を加味した上で、Webメディア事業で稼げない理由としては、次の3つに集約されます。

Webメディア事業で稼げない3つの理由

理由1: セッション数(サイト訪問)が少ない
理由2: セッション数(LPへの遷移)が少ない
理由3: CVRが低い

各KPIについて細かく解説すると言うよりは、SEOアフィリエイトメディアを前提として、CV数を引き上げるために何ができていないのかと言う観点で解説します。

理由1: セッション数(サイト訪問)が少ない

1つ目の理由として、そもそもオーガニックセッション数が少ないケースは成果につながりにくくなります。

これは言うまでもなく、流入してきたユーザーに対して広告バナーをクリックさせて、CVさせると言うのがSEOアフィリエイトの基本となりますので、流入母数が少ない場合には成果発生の確率は低くなります。

オーガニックセッション数が少ない理由は、SEO的に細かく言うとキリがないのですが、基本的には、SEOに則ったサイト運用ができていないと言うケースがほとんどです。

例を挙げると次のようなことができていないことが大半です。

オーガニックセッションが上がらない理由

・当該領域で戦うために必要なドメインパワーに到達していない
・記事の更新頻度が低い
・サイトの構造がSEO観点で最適化されていない
・記事の質がSEO観点で低い など

数を上げればキリが無いのですが、まずは正しいSEOを学習することを強くおすすめします。

効率よくインプットができるWebマーケティングスクール一覧

WEBMARKS: SEO特化のオンラインWEBマーケティングスクール
デジプロ: Web広告運用特化のオンラインWEBマーケティングスクール
マケキャンby DMM.com : 転職保証付きのオンラインWEBマーケティングスクール

理由2: セッション数(LPへの遷移)が少ない

2つ目の理由として、広告LPへの遷移数が少ないケースが挙げられます。

Webサイトへのセッション数が増加したとしても、広告LPへクリックさせられないと成果にはつながりません。広告LPへ遷移させるためには、広告バナーへのクリック率を高める必要があります。

そのためには、次のような施策でLPへの遷移を増やすことが可能です。

・広告バナーのサイト掲載数を増やす
・設置場所を変更してクリック率を上げる

理由3: CVRが低い

最後にCVRが低いケースも成果創出を阻害している点について侮れません。

LPへ遷移した後のCV数は、広告主側で制御できる箇所となるため、メディア運営者側では何も変更できません。

しかし、LPへ流入させる際の文言やバナークリエイティブがユーザーのサイトへの流入意図と異なる場合には、クリックされても問い合わせが行われないことが多いため、Webサイト側での改善が重要となります。

Webマーケティングで稼げない人が常に行うべきこと

Webマーケティングで稼げない人は、先述した内容に対して対策を行うことが必要です。

Webマーケティングで稼げない人が常に行うべきこと

1: 受託で心がけること
2: メディア運営で心がけること

それでは、受託事業とメディア運営事業のそれぞれで行うべきことについて説明します。

その1: 受託で心がけること

まずは、受託事業で心がけるべきことについてご説明していきます。

最新Webマーケティング知識のインプット継続

Webマーケティングの最新情報を常にインプットすることが大切です。

SEOであれば、Googleアルゴリズムの最新更新情報など、ご自身の得意分野に関する最新情報を常にアップデートすることが大切です。

事業会社の方がWebマーケティングの外注業者に代行を依頼するメリットとして、Webマーケティングの最新情報を伝えてくれるという点もあるため、代理業を行うのであれば、常に媒体情報をキャッチアップしていきましょう。

業界知識のインプットを深める

業界知識のインプットも深めるようにしましょう。

事業会社の担当者は、Webマーケティングを行う代理店側よりも、自社の業界でのポジショニングや、ユーザーインサイトも保有しているため、多くの業界知識を保有しています。

依頼主である事業会社担当者も、自社事業についての理解が深いWebマーケティングコンサルタントと仕事をした方が、プロジェクトが円滑に進むため、精神的に楽だったりします。

依頼主よりも当該業界についての知識・理解を深めることを目標にすることをおすすめします。

積極的に案件の営業を行う

先述したように、新規営業や既存クライアントへの継続営業は積極的に行うことが大切です。

フリーランスとして活動していると、日々の業務に追われてしまい、営業としての業務をおざなりにしてしまう方が多いですが、今支援しているクライアントに対しては、サービス品質を向上し、アップセルをすることで顧客単価を引き上げることが可能です。

また、新規顧客獲得のために、Webマーケティング代理店やパートナー企業とのアライアンスを強化するなどして、彼らの中で案件が発生したら、自分のもとに紹介してもらえるような状態を作ることが大切です。

綿密なコミュニケーションを心がける

依頼主である顧客とは、綿密なコミュニケーションを心がけることが大切です。

Webマーケティングの支援事業では、顧客は代理店側に多額の費用を支払っているため、プロジェクトやKPIの達成進捗は高い頻度で共有が欲しいと感じるものです。

顧客のニーズに応じて、日次、週次、月次など、報告頻度を調整するようにしましょう。

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宮田
コンサルティングの現場では、細かなコミュニケーションは顧客に好かれる傾向があります。

補足: Webマーケ以外のマネジメントコンサルティング領域に強みを持つ

Webマーケティングのコンサルティングをしている中で、マーケティング以外のマネジメントコンサルティング領域に強みを持っているコンサルタントは売れているイメージがあります。

私の場合には、財務(特にメディアM&A)、IT、営業などの個別領域についても知識があり、顧客の事業戦略を理解した上で、適切なWebマーケティングのアクションを提案することができます。

多くのWebマーケティングコンサルタントは、メディアのアルゴリズム知識が豊富である一方で、経営について理解していることが少ないです。

実は、発注している企業の担当者が役員クラスの場合には、Webマーケティング戦略だけでなく、事業戦略ベースで理解しているような担当者が来ると、相談役として悩みを聞いてもらえるなどのメリットがあるため、そこらのWebマーケティングコンサルタントよりも安心感を持てるようです。

その2: メディア運営で心がけること

次に、メディア運営で心がけるべきことについて説明していきます。

記事の更新頻度を高める

SEOにおいては、記事コンテンツの更新頻度が重要視されています。Googleは頻繁に役立つ情報発信を行うメディアを高く評価する傾向があります。

作成した記事コンテンツを上位表示させるためには、記事の更新頻度を高めることを心がけましょう。

継続的な被リンク獲得を行う

SEOにおいては、Webサイトのドメインパワーが重要視されていることから、良質な被リンクの設置が高く評価する傾向があります。

必要な被リンク数や被リンクの質(サイト領域やドメインパワーなど)は、対策ワードによって変わってきますが、継続的にリンク獲得を行うことが大切です。

CVへの導線の最適化を行う

SEOがうまく機能してトラフィック獲得できたら、CV導線の最適化を行うことが大切です。

CVへの導線の最適化のアイデアとしては、次のようなものがあります。

CVへの導線最適化のアイデア

・広告バナー数の増加
・広告バナー設置場所の変更(ページ上部、インターステシャルなど)
・広告バナーのクリエイティブの変更
・アンカーテキストの変更

これらの中から、効果・インパクトの高いものから実施していくことが大切です。

Webマーケティングで稼げないのはやり方を間違えているだけ

現在Webマーケティンで稼げない人は、Webマーケティング自体のやり方や事業の進め方が間違っているケースが大半です。

Webマーケティングで正しく結果を出すためにで、それぞれの構成要素を分解して、各KPIを改善するために最適なアクションをとることが必要となります。

本記事で解説した内容をもとに、現状と照らし合わせ皆さんが効果的に改善できるような手助けになれば嬉しいです。