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就活生🔰
・就活でWebマーケティング経験を活かしたい…
・Webマーケターとして就職したい…
・就職までにWebマーケティングスキルを強化したい…

上記の疑問に答えるべく、本記事では以下について説明します。

本記事で伝える内容

① 就活で評価されるWebマーケティング経験
② 就活でWebマーケティングスキルを活かせる業界
③ 就職までにWebマーケティングスキルを高める方法

Webマーケティングスキルは、PDCAを回すスキルが高く評価されやすく、ベンチャー企業やメディア企業、Webコンサルティング会社で重宝されるハードスキルです。

本記事では、Webマーケティングスキルを就職活動で活かす方法について解説します。

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宮田
本記事を執筆する私(@webkirin)は、未経験からSEOマーケターとなり、MarTechスタートアップ、事業会社、独立を経験し、現在はマーケティング会社でSEOリードコンサルタントとして活動しています。

また、本記事の読者は以下を対象としています。

本記事の対象者(ターゲット)

・Webマーケティング学習者で就職活動中の学生
・Webマーケティングスキルを活かした転職を検討している社会人

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Webマーケティングのスキルは就活に活きる

Webマーケティングスキルは就活で大いにアピールできます。これはWebマーケティングスキルの汎用性の高さが起因していて、若手が持つべきスキルとして魅力的なスキルとなっています。

今Webマーケティングに取り組んでいる人であれば、計画的な実績作りと業界選定を適切に行うことで満足のいく就活の成果を出すことができるはずです。

就活でアピールできるWebマーケティングの実績例

就活でWebマーケティングスキルをアピールする時には、ただ「Webマーケティング経験がある」と言うだけでなく、「どの領域で」「どのような実績を手に入れたのか」と言う点を明確化することが大切です。

ここでは、就活でアピールできるWebマーケティングの実績例についてご紹介します。

例1: オウンドメディアのグロース経験

オウンドメディアのグロース経験は就活で大いにアピールできます。

オウンドメディアのグロース業務とは具体的には、次のような企画から運用までの業務が含まれます。

オウンドメディア編集の業務内容

・オウンドメディアのSEOキーワード戦略
・記事作成
・ライターマネジメント
・トラフィック分析
・サイトCV導線改善

近年では、Googleの検索アルゴリズムの難易度が高くなっていることから、SEOの分析スキルは市場価値が高く、また高騰する広告費に対してオウンドメディア構築の需要も高いことから、高く評価される実績となります。

もしオウンドメディアに関わるのであれば、次のようなメディアに関わることをおすすめします。

就活受けの良いオウンドメディアでの経験

1) AIやNFTなどの伸びている領域
2) 月間PV数が50万PV以上
3) メディアの立ち上げから経験 など

例2: Web広告運用でCPAを改善した経験

Web広告運用業務でCPAを大幅に改善した経験も就活では評価されます。Web広告の運用業務は具体的には次のような業務が含まれます。

Web広告運用業務の内容

・広告アカウント、キャンペーンなどの設定
・(リスティングであれば)出稿キーワードの選定
・広告の入稿作業
・各種入稿情報の調整
・定期レポート作成及びクライアント(もしくは社内)への報告

従来では、Google広告やYahoo広告などの検索連動型広告が主流でしたが、昨今では、数多くのSNS媒体も登場してきており、今まで以上にWeb広告の知識の市場価値が高くなりました。

上記のWeb広告の運用業務を行い、CPAを大幅に改善できる運用担当者の市場価値は高い傾向になります。

Web広告の中でも次のような経験を持っている方はさらに市場価値が高くなります。

就活受けのWeb広告運用の経験

1) AIやNFTなどの伸びている領域での運用経験
2) CPA(ROAS)を大幅に下げた経験
3) 大規模予算の広告運用経験(月数百万円前後)

学生の場合には、大規模予算の運用経験を持っているプレイヤーはほぼいないですが、月に数百万円前後の運用経験があると評価が高くなる傾向があります。

例3: SNSアカウントの運用経験

SNSアカウントの運用経験も就活で評価されることが多いです。

SNSアカウントの運用業務とは具体的には、次のような企画から運用までの業務が含まれます。

SNSアカウント運用業務の内容

・アカウント初期コンセプト設計
・各種コンテンツの企画・作成・改善
・トラフィック分析

先述の通り、Twitter、Instagram、YouTubeに加え、Tiktokなどの新たなSNSが登場してきていて、そもそもSNS運用担当者の母数自体が少ない状態です。

個人運営のメディアであれば、上記いずれかのSNSメディアをフォロワー10,000人前後に到達した経験があり、クライアントメディアであれば、フォロワー50,000 ~ 100,000人までの到達経験がある方であれば、かなり市場価値が高いです。

就活受けのSNSアカウント運用の経験

1) フォロワー10,000人前後のアカウントの運用経験(法人向けならば、50,000 ~ 100,000人程度)
2) フォロワー獲得からCVまでの動線設計で大量CV獲得ができた経験

SNSアカウントの運用においては、大規模のフォロワー獲得が達成できたとしても、CV獲得までの一連の動線設計までを達成できた方は多くないのが実情です。もし、SNS運用で経験を積みたいのであれば、CV獲得までの経験を積むことをおすすめします。

就活でWebマーケティングが活かせる業界

Webマーケティングスキルが活きる業界が存在することも適切に把握する必要があります。ここでは、就活でWebマーケティング経験が活かせる業界についてご紹介します。

ベンチャー企業全般

ベンチャー企業では、経験したことのない業務であっても高速にPDCAを回すための論理的思考力や実行力が求められる局面が多々存在します。

ベンチャー企業では、Webマーケティングの実務で鍛えられる「論理的思考力」と「PDCA改善実行力」が高く評価されます。

Webマーケティングでの改善経験を若いうちから豊富に持ち合わせている方であれば、ベンチャー企業での業務実行はそこまで苦ではないと言えます。

関連記事: ベンチャー企業は疲れる?効率よく業務をこなすポイントを解説

事業会社のWebマーケティング部門

事業会社のWebマーケティング部門への就職を検討している方であれば、培ってきたWebマーケティングスキルがそのまま活かすことができます。

会社の事業がメディア事業であれば、メディア事業の事業計画などのさらに上流に携わることができ、それ以外の事業であれば、学生時代に培ってきたSEO、広告運用、SNS運用のいずれかのスキルを業務に活かすことができるはずです。

Webコンサルティング会社

Webコンサルティング会社で、Webマーケティングコンサルタントとしても活躍ができます。

Webコンサルティング会社の中にも、それぞれ得意領域があるため、学生時代に自身が強化してきた領域(SEO、広告運用、SNS運用など)に強みをもつWebコンサルティング会社を選ぶことがおすすめです。

関連記事: Webマーケターなら知っておきたい有名Webマーケティング会社9選

就活でWebマーケティングを活かすための準備

現時点で既にWebマーケティングに取り組んでいる方も多いとは思いますが、これからWebマーケティングを鍛えたい方であれば、インプット・アウトプットの経験を積むことが大切です。

ここでは、就活でWebマーケティングを活かすために行うべき準備についてご紹介します。

[難易度低] Webマーケティングスクールで学習

Webマーケティングの体系的な学習を望むならば、Webマーケティングスクールの活用がおすすめです。

Webマーケティングを個人で学習する場合には、どこから始めればいいのかわからないことが多いですが、スクールを活用することで事前に決められたカリキュラムに従って学習をすることで一定レベルの知識インプットが可能です。

また最近では、個別領域(SEO、Web広告など)に強みを持ったWebマーケティングスクールも増えていることから、自分の強化したい領域にあったWebマーケティングスクールを探すことも可能です。

もしWebマーケティングスクールを検討しているならば、過去に書いた下記の記事をご参考ください。

関連記事: 大学生におすすめのWebマーケティングスクール7選!! 現役Webマーケターが徹底比較!!

[難易度中] ベンチャー企業でのインターンをする

既にWebマーケティングのインプットに自信がある人なら、ベンチャー企業でのインターン経験がおすすめです。

多くのベンチャー企業では、Webマーケティングに関わる業務をインターン生に依頼できるような体制を作っています。

もちろん即現場で業務を行う難易度の高さはあるでしょうが、一気に現場で必要なスキルや経験を身に付けることができるのでおすすめです。

ベンチャー企業でのインターンをお探しの方であれば、長期インターン募集サイトから応募してみましょう。

参考サイト: 長期・有給インターン募集サイトRenew(リニュー)

[難易度高] フリーランス案件で経験を積む

最も難易度の高い方法として、フリーランスWebマーケターとして経験を積んでしまって、実務経験を積みましょう。

学生の立場でフリーランスの案件を獲得するのは難易度が高いですが、一定の経験があればできないことではありません。自身の得意領域で自身のある方は検討してみてください。

関連記事: Webマーケティングのフリーランスが凄く稼げる話 – 発注者側の視点から語ってみる –

Webマーケティングスキルを磨いて就活に活かそう!!

Webマーケティングスキルを学生のうちに身に付けることで就活時に大いに活用することが可能です。

ただし、ある程度のスキルセットと実績を持った上で、Webマーケティングスキルが活かしやすい業界を選ぶことが大切です。

また、Webマーケティングスキルは汎用性が高い一方で、流行り廃りも早い領域のため継続的な学習を心がけましょう。