・Webマーケティング会社に任せていいのか…
・まともなWebマーケティング会社を見極めるポイントについて知りたい…
上記の疑問に答えるべく、本記事では以下について説明します。
① Webマーケティング会社が胡散臭く感じる理由
② 信頼できるWebマーケティング会社を見極めるポイント
Webマーケティング会社は有象無象と存在するため、どの会社が信頼できるのかいまいちわからないですし、専門用語の横文字がたくさん飛び交うので何を話しているのかいまいちわからないと思われる方は多いと思います。
本記事を最後までお読みいただくことで、Webマーケティング会社が胡散臭いと言われる理由や、信頼できるWebマーケティング会社かどうかを見極めるポイントについて理解できるようになります。
また、本記事の読者は以下を対象としています。
・事業会社のWebマーケティング担当者
・Webマーケティングにこれから携わりたい人
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Webマーケティングが胡散臭いと言われる3つの理由
Webマーケティングに携わっていながらよく聞くのが、「Webマーケティング会社は胡散臭い」という言葉です。
理由1: 専門用語や英語が多い
理由2: 当該分野の実績がない
理由3: コンサルティング報酬が高い
一般的に、Webマーケティングにあかるくない企業の方が言うセリフであると個人的に思っているのですが、なぜこのように言われることが多いのかについてご説明していきます。
理由1: 専門用語や英語が多い
Webマーケティング会社のWebマーケティング戦略の提案は英語の専門用語が多用され、何をいっているのかわからないことが多いです。
セッション、PV、CPA、CVR、ROAS、ROI、シミュレーション
などど利用される言葉のほとんどが英語であることが多いです。
そのためか説明を受ける側からすると、
「難しい言葉を使って、俺らをまくし立てるつもりだな… その手には乗らないぞ!!」
のように喧嘩腰でいどんでしまうことが多いように感じます。
理由2: 当該分野の実績がない
2つ目に挙げられるのが、当該分野における実績のない会社が多いと言う点です。
例えばSEOコンサルティング会社であれば、自社メディアでのトラフィック向上やCVR改善の実績などがあれば説得力が高くなるでしょう。
これ以外にもお客様のSEO支援実績がいくつかあれば提案内容に真実味が見えることも多いかと思います。
実績がないにも関わらず、コンサルティングの提案をしてしまうと、胡散臭いと思われてもしょうがないと言わざるを得ませんね。
理由3: コンサルティング報酬が高い
最後に挙げられるのが、Webマーケティングの成果達成が見えないにも関わらず、コンサルティング報酬設定が高いと言う理由です。
Webマーケティング会社側からすると、ノウハウ提供とサイト改善などの実作業費に対する稼働工数分の費用請求となっているため、妥当な金額であると考えるケースが大半です。
しかし、提案を受ける事業会社側からすると、提案内容の成果目標の費用対効果の考え方が見えない状態でコストだけ提示されても、それが妥当性のあるものなのかがわからないはずです。
コンサルティング会社側は、指標や費用対効果の考え方について適切な説明を行うことが重要となります。
信頼できるWebマーケティング会社を見極める5つのポイント
信頼できるWebマーケティング会社を見極めるためにはどのようなポイントを見れば良いのでしょうか?
ポイント1: 支援実績が豊富にある(自社・他社)
ポイント2: リスクも伝えてくれる
ポイント3: 業界での知名度がある
ポイント4: コンサルタントの業界理解もある
ポイント5: コミュニケーションがきめ細やか
ここでは、見極めポイントについて詳しく解説していきます。
ポイント1: 支援実績が豊富にある(自社・他社)
自社・他社問わずに支援実績が豊富にあるWebマーケティング会社は、信頼できる会社が多いです。
SEOコンサルティングの他社事例であれば、自社と類似業界の支援実績や、業界は異なっても似たようなテーマ(例: 構造化SEOの最適化など)などの支援実績を開示できる企業であれば信頼できると言えます。
関連記事: Webマーケターなら知っておきたい有名Webマーケティング会社9選
ポイント2: リスクも伝えてくれる
Webマーケティング施策の良い側面だけでなく、実施する上でのリスクまで伝えてくれる企業は信頼できる企業が多いです。
SEOでいえば、サイト構造を変更した場合には、一時的にトラフィックが減少したり、場合によっては以前よりも順位が下がるリスクが一定あります。
しかし、このようなリスクを伝えずに施策の良い面しか言わない会社は注意が必要です。
ポイント3: 業界での知名度がある
業界での一定の知名度のあるWebコンサルティング会社は信頼できる企業が多いです。
SEOコンサルであれば、XXX社
SNS運用であれば、YYY社
YouTube運用であれば、ZZZ社
と言ったように、Webマーケティングのテーマ領域ごとに有名な会社が一定数存在します。
このような会社は当該領域ではかなり高い確率で結果を出せますが、費用が比較的に高額であったり、依頼が殺到しているため時間を先延ばしにされたりとデメリットが存在する点も認識しておくべきです。
ポイント4: コンサルタントの業界理解もある
担当するWebコンサルタントが、顧客の市場や業務への理解がある会社は信頼できます。
Webマーケティングのプロジェクトが開始すると、コンサルタントの自社業務理解が浅いと納品される成果物の質が低くなりがちです。
提案の段階で一定の知識量があることを確認した上で依頼することが大切です。
ポイント5: コミュニケーションがきめ細やか
きめ細やかなコミュニケーションができるWebマーケティング会社は信頼できる会社が多いです。
特に次のようなポイントを重視してコミュニケーションしてくれるWebコンサルタントは非常に助かります。
・確認ポイントを包括的に明示してくれる
・調査資料提出時に必ず資料の要旨をまとめてくれる
・補足調査情報を載せてくれる
・報告の頻度が多い
上記のようなポイントを意識してくれるWebコンサルタントのいる会社は高く評価しましょう。
胡散臭いWebマーケティング会社ではなく信頼できる会社に任せよう
Webマーケティング会社は胡散臭いと言われることが多いですが、それはWebマーケティング会社の説明がわかりづらく、サービスの質について適切に説明ができていないことが起因しています。
このような状況下で、信頼のできるWebマーケティング会社に依頼するためにも依頼主側もWebマーケティングのリテラシーを高めることが大切です。