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地方企業Web担当者
・地方企業でもWebマーケティングで成功したい…
・地方企業のWebマーケティングの課題を知りたい…
・地方企業のWebマーケティング成功事例や対策について知りたい…

上記の疑問・悩みを解決します。

こんにちは、Webマーケターのカズヤん(@webkirin)です。
本記事では、地方企業が抱えるWebマーケティングの課題や、成功事例や対策について紹介していきます。

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カズヤん
本記事を執筆する僕は埼玉県越谷市でローカルメディアKOSHIGAYAZINEを運営しつつ、フリーランスWebマーケターとして活動しています🦒

本記事の想定読者は以下となります。

本記事の想定読者

・地方で店舗型ビジネスに従事している経営者
・Webマーケティングに興味のある方

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地方企業に欠けているWebマーケティングの視点

東京や大阪などの大都市とは異なり、旧態依然の販促活動を行う、地方企業ではWebマーケティング施策の実装が一向に進んでいません。

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カズヤん
僕自身地元の越谷市の企業とお仕事をさせて頂く機会が増えましたが、まだまだWebマーケティングの活用が進んでいないので、事業成長速度が幾分遅い気がします🦒

地方企業でよくあるWebマーケティングの現状として、

・お客さんは常連さんが多いからどうにかなっている…
・Webサイトを作ったのはいいけれど、営業時間のお知らせしか出していない…
・店舗型ビジネスならとりあえず、リクルート系サイトに広告を高額出稿している…
・SNSアカウントを作ったけれど、運用が全くできていない…

みたいな状況なのです。地方都市の規模によるのですが、今後コロナ禍で人の移動が活発になるでしょうから、適切なマーケティング施策を行わなければ、生き残りが一層厳しくなるはずです。

ただし安心していただきたいのですが、プロのWebマーケターからすると、地方の店舗型ビジネスには勝てる戦術が多く存在しますので、詳しくは以下で触れていきます。

地方企業が抱えるWebマーケティングの課題

大都市圏と異なり、地方企業は圧倒的に人材やノウハウが足りないです。ここでは地方企業が抱えるWebマーケティングの課題を整理していきたいと思います。

Webマーケティングを実施するリソースがない

大都市圏と異なり、地方企業ではWebマーケティングを担当できる人材が不足しています。これは、自社でWebマーケティングのスキルを持った人材がいないことや、優秀な人材の採用ができないなどの理由が考えられます。

詳しくは後述しますが、昨今では別にオフィスに人がいる必要がそもそもないわけですから、リモートで調達しても問題はないはずです。Webマーケティングの強みであるリモート人材を調達することが地方企業のWebマーケティング成功の鍵となるでしょう。

Webマーケティングのノウハウがない

仮に人材を確保できたとしても、Webマーケティングのノウハウを自社で持っていない場合には、Webマーケティングの戦略・戦術を組むことは難しいでしょう。

こういった企業でよく見受けられるのが、高い報酬を要求するWebマーケティング会社へのアウトソース、また取り敢えず知っているリクルート系メディア(SUUMOやぐるなび)に出稿し高い広告宣伝費を抱える企業でしょう。

社内にナレッジがなかったとしても、僕のようなWebマーケターはごまんといますwww 適切なWebマーケティング予算を組むようにしましょう。

地方企業で実施できるWebマーケティング対策

地方企業が直面するWebマーケティングに対する課題に対し、どのように向き合うのが良いのか気になるはずでしょう。ここでは、地方企業が実施できるWebマーケティング対策として実施できるアクションについて紹介していきます。

フリーランスWebマーケターをリモート活用

自社に人的リソースが無いことが課題であれば、心配ご無用ですww

全国には、フリーランスで活動しているWebマーケターがゴマンといます。以前であれば、フリーランスWebマーケターは経験者が多く、利用するハードルが高かったですが、コンテンツマーケティングやSNS運用に関しては、個人メディアで実績を出しているセミプロのようなワーカーが増加してきています。

また、リモートで仕事ができる現在では、全国のあらゆる場所に存在するWebマーケターを調達できますので、優秀なWebマーケターを調達しやすくなっています。

Webマーケティングのアドバイザリーを1名おく

人的リソースはあるけれど、自社にノウハウがないという場合には、Webマーケティングに精通したプロを1名業務委託で調達して、Webマーケティングのインハウス化推進の仕組み作りを依頼すると良いです。

少数の会社であれば、2ヶ月くらいコンサルに入ってもらう形でみるべきKPIや戦略・戦術のフィードバック、組織体制などをコンサルしてもらうというのがベストです。2ヶ月で足りなければ、自社の社員が確実にインハウスで業務を回せるようなレベルになるまでついていてもらえば良いでしょう。

Webマーケティングのアドバイザリーとして、友人の佐藤さんのマーケの素養がすごく参考にあるので、もしよろしければこちらご覧ください。

地方で活用すべきWebマーケティング施策例

実際に地方企業で活用できるWebマーケティング施策例について紹介していきます。

検索エンジン対策(SEO)

地方企業こそSEOは徹底的に対策することをおすすめします。まずは来店を促したユーザーが検索すると思われる検索キーワードを洗い出し、そのキーワードで上位表示できるようにWebサイトの記事コンテンツを製作するようにしましょう。

ここでは地方企業にとって重要となる「コンテンツマーケティング」と「MEO対策」の重要性について説明していきます。

コンテンツマーケティング対策

すでにキーワードリストを作成しているならば、あとは検索キーワードに則った記事コンテンツを作成していく作業に移りましょう。

SEOライティングに関しては、ややテクニカルな知識が求められますので、自社のリソースを踏まえ外注の人に書かせるのかは検討してください。

僕が少しだけSEOアドバイザリーとして参加させていただいた企業に着物をリメイクしたキモノフクの企画・デザイン・販売を手がけるつると合同会社の事例を紹介します。

つると合同会社のECサイトでは、着物リメイクの魅力を伝えるためのオウンドメディアを運用しており、「着物リメイク ワンピース」(検索Vol: 4,000)のミドルワードで2位を獲得しており、このキーワードからのオーガニック流入が爆増していますwww

このキーワードを起点にECでの購買が発生したとのことで少しずつ成果が出ています。TSURUTOさんは担当者のクリエイティブの質が高く、ライティングも積極的に行ってくれるかなり稀有な例です。

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カズヤん
コンテンツマーケティングは適切なキーワード選定と、継続的な記事投稿により成果が出やすい施策ですので、取り組んでみてほしいです🦒🦒🦒

MEO対策

地方で店舗ビジネスを行なっている場合には、Google Mapの検索最適化を行うことを強くおすすめします。

店舗ビジネスの代表的な例として、飲食店(レストラン、居酒屋、カフェ)、美容室、不動産などが挙げられます。

これらの店舗の場合には、

居酒屋 <地域名>
カフェ <地域名>
ランチ <地域名>
ディナー <地域名>

などのキーワードでGoogle検索するとGoogle Mapが表示されるようになります。Google検索でも上位にスニペットが表示されるため必ず対策をすることをおすすめします。

詳しくは、僕が以前書いた以下の記事をご参照ください。

参考記事:
ローカルビジネスのためのMEOとは!? 成果報酬型サービスの特徴を解説

SNS対策

ここまで検索エンジンについて説明して来ましたが、次にSNSマーケティングの重要性や事例についてご紹介していきます。

Twitterマーケティング

SNSの中でも一番の拡散性とスピード感のあるメディアと言えます。自社のアカウント内でキャンペーンのお知らせや面白コンテンツを投稿してバズった場合には多くのユーザーにコンテンツを届けることが可能です。

フォロワーの多いTwitterアカウントのリツイートを獲得し、バズが発生すると想像以上のインプレッションを獲得できる可能性があります。

Instagramマーケティング

扱っている商品が高い創造性を求められるような商品で、拡散しやすいものであればInstagramの利用をおすすめします。

ここでは、僕が運営しているKOSHIGAYAZINEでも取り上げたケーキと焼き菓子の店 haberuのSNS集客成功事例についてご紹介します。

haberuは元より、Instagramアカウントでの情報発信を積極的に行なっていた企業です。かなりクリエイティブが良く、そのためかフォロワー数も多いですw

このインスタグラムのアカウントプラス運営者のお兄さんがまさかのインフルエンサーで、以下の投稿が大バズりしたようですwww まさかの3.8万いいねww

ここからインスタグラムのフォロワーはさらに増えるはずなので、拡散のループができます。

TwitterとInstagramのマーケティング効果凄いですよねww

参考記事:
“日常に彩りを添えるお菓子を” SNSが広げた「haberu(ハベル)」のぬくもり

Facebookマーケティング

地方企業が行うべきWebマーケティング施策の中でもFacebookマーケティングは最優先の施策と言えます。

地方の中小企業は自社サイト制作ができなくても、Facebookページを無料で作成し、Facebookページ内で取引を行うことが十分に可能です。

また、Facebookのグループ機能やイベント機能を活用することで、エリアに特化したプロモーションを仕掛けることができるため、適切なタイミングでターゲットにリーチしやすくなります。

Webマーケティングで地方企業を活性化

本記事では、地方企業のWebマーケティングの課題や対策、また事例について詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか!?

地方企業では、予算がないとか、人が足りないなどと言われることが多いですが、戦略的にかつ計画的に予算配分を行い、必要なWebマーケティング対策を行うことで大きな効果を得られるはずです。

また、僕自身ローカルWebマーケターとしてノウハウがありますので、困ったらメッセージください!! おしゃべり感覚でご相談に乗らせてください!! (無料でいいですし、僕が運営しているKOSHIGAYAZINEに「いいね」してくれるだけで満足ですw)