上記の疑問に答えるべく本記事では、以下について説明します。
① デジタルマーケティングとは何か!?
② Webマーケティングとの違いについて
デジタルマーケティングとWebマーケティングは似ているようで実はとても異なるマーケティング概念です。
デジタルマーケティングとWebマーケティングの違いを理解することで、マーケティング活動を俯瞰で見ることができ、マーケティングについて包括的に理解することが可能になるはずです。
デジタルマーケティングとは!?
デジタルマーケティングとは、経営の意思決定に役立つ全てのデータを活用したマーケティングを指します。デジタルマーケティングでは、Webサイトデータだけでなく以下のようにあらゆるデータを対象としています。
デジタルマーケティングが対象とするデータ:
① SNSデータ
② サーバーログによるユーザー行動データ
③ ECサイトの画像データ
④ IoT関連データ(映像データ、音声データ、熱データなど)
Webマーケティングとの違い
デジタルマーケティングは、Webマーケティングとも概念が似ているので、これら2つの違いについて疑問に思う人が多いでしょう。しかし、この2つの対象とする範囲はやや異なります。
Webマーケティングは、Webサイトで取得できるデータを活用したマーケティング活動です。一方で、デジタルマーケティングでは、経営に活用できる全てのユーザーデータを活用するマーケティング活動です。そのため、以下のような包含関係になると思われます。
デジタルマーケティングの活動の中にWebマーケティングが含まれるいうようなイメージです。また、デジタルマーケティングでは、オンライン・オフライン両データを対象とすることにも注意が必要です。
デジタルマーケティングが対象とするデータはWebマーケティングが対象とするWebサイトのデータよりもはるかに多くのデータとなります。そのため、多くのデータからユーザー行動を正確に判断することが可能になります。
さいごに
「デジタルマーケティング」の概要や「Webマーケティング」との違いについて説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
本記事で説明した内容を以下に整理します。
デジタルマーケティング
↪︎ 経営の意思決定に役立つ全てのデータを活用したマーケティング
デジタルマーケティングとWebマーケティングの違い
↪︎Webマーケティングはデジタルマーケティングが対象とするマーケティング活動の1部分であり、Webサイトデータが分析対象となる。
どちらの概念の方が優れているとか言うことはないのですが、ビッグデータの活用など時代背景的にデジタルマーケティングの方がよく使われるイメージがあります。
これからWebマーケティングを始める人はこれら2つのアプローチの違いを認めながら、広い視野でマーケティング活動を行うことをオススメします。