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文系学部生
Webマーケティングは文系の方が活躍できると風の噂で聞いたのですがこれって本当なのか気になります…

上記のような疑問に答えるべく、本記事では以下について説明します。

本記事で伝える内容

① Webマーケティングは文系が活躍できる理由
② Webマーケティングに求められるスキル

最近文系大学生の方から、「文系でもWebマーケティングができるのか気になる」ということを言われ驚きました。そこで、このような疑問を抱いている文系学生の方の力になれればと思い本記事を執筆しています。

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宮田
本記事を執筆する僕(@webkirin)は、文系学部出身で2年間のWebマーケティング実務経験(それ以外にIT経験2年)を経て2020年12月に独立しました。

本記事では、文系出身の方がWebマーケティング業界では活躍できる理由について説明したいと思います。これから就活をする文系学生の方で不安の方には是非とも読んでもらいたいです。

本記事が対象とする読者(ターゲット)

① Webマーケティングを学習中の学生
② Webマーケティングポジションの採用戦略を検討する人事部の方

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Webマーケティングは文系の方が理系よりも活躍できる!!

センセーショナルなタイトルで恐縮ですが、結論から言うとWebマーケティングなら文系出身の方が理系出身よりも活躍できる可能性が高いです。

この記事は、青山学院大学経済学部というド文系出身の僕(@webkirin)が今Webマーケターとしてそれなりに成果を出せてしまっているから言っています。

しかし、これだけではなかなか信じてもらえないと思うので、いくつか理由を述べたいと思います。もちろん理系の方の反論もあるかと思いますが、あくまで「活躍できる確率が高い」と言っているだけですので、理系で上回ってくる人材は例外であると考えてほしいです。

Webマーケターに求められる資質・スキル

Webマーケターに求められるスキルは多々ありますが、僕がWebマーケティングを行っていてもっておくべきソフトスキル4点をあげます。

Webマーケターが持つべき4つの資質・スキル

① 市場を見極める力
② コミュニケーション力(調整力)
③ リスクテイク
④ クリエイティブな企画力

① 市場を見極める力

Webマーケティングというぐらいですから、やはりマーケットを見極める目は欲しいところです。そのためには常にマーケットに敏感な姿勢が求められます。

市場規模(パフォーマンスマーケティングでは、検索Volが該当)を調査する定量的な調査スキルに加え、流行りやトレンドを感じる定性的なスキルが必要です。

② コミュニケーション力(調整力)

Webマーケティングは常にチームで活動しますので、チームを1つにまとめられるプロジェクトマネージャー的側面も必要です。

③ リスクテイク

Webマーケティングでは、限られた少ない時間の中で意思決定が求められ、時にはリスクをとって数字を取りに行かないといけない局面も多くあります。

④ クリエイティブな企画力

Webマーケティングの根幹は、コンテンツです。ユーザーが楽しめるクリエイティブで面白い企画をたくさん投下することが常に求められます。

DMM MARKETING CAMP

Webマーケティングで文系出身者が活躍できる理由

以下では、Webマーケティングで分析出身者が活躍できる理由を紹介します。

理由1: 市場(マーケット)に対して敏感である人が多い

個人的に一番重要な理由の1つがこれです。文系出身の人は流行に超敏感です。新しい商品が発売されれば、すぐにSNSで調べて、現地におもむき、そしてすぐに購買し、SNSでシェアします(ULSSASフレーム)。

文系の強みの1つである「流行に敏感」というのはマーケターに求められる「ユーザー視点を持つ」という点に直結します。理系には強みではないでしょうか。

関連ページ:
ULSSAS(ウルサス)とは!? 新マーケティングフレームワークの説明

理由2: コミュニケーション能力が高く、マネジメント向き

文系出身者が持っている謎のコミュニケーション能力の高さはWebマーケティングを行う上でも重要なスキルの1つです。

Webマーケティングは、戦略・計画を立てた後に、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、デザイナー、ライター、事業部門などの社内ステークホールダー、またエージェンシーなどの社外ステークホールダーとも頻繁にコミュニケーションを取る必要があり、常に人と関わる機会があります。

コミュニケーションもスピード感を持ってやらなければならず、各部署の力学がある中でうまく遂行するためには文系特有の突破力も必要になってきます。

理由3: いい意味で世間知らずでリスクを取れる

文系出身者は、いい意味で世間知らずが多い印象があります。そのためリスクを取ることも厭わない人が多いです。

Webマーケティングの中でもとりわけSEOはリスクだらけです。サイトの構造を変えるとあるキーワード領域ではトラフィックを取れても、他のキーワード領域では取りづらくなるような場面が何度もあるのですが、僕の知り合いのSEO担当者はSEOの論理構造をあまり知らないためか、リスクのある改修作業を簡単に断行してしまったようです。

これでトラフィックが一気に減ったら売上直結ですから割と怖いはずなのですが..www

情報を知らないことで取れるリスクもあります。Webマーケティングはスピード勝負な業界なので、時間内で調査ができない場合にはリスクをとって断行しなくてはいけないこともあり、精神的にややタフな局面が大きいですが、世間知らずというのはこのようなときに実は役に立ちそうですwww

関連ページ
Webサイト論理構造変更で検索順位は改善する

理由4: アイデアマンが多く優れた企画屋が多い

Webマーケティングでは、コンテンツをユーザーに届けるためには、斬新でクリエイティブなアイデアが求められることがあります。文系出身者はアイデアマンが多いので、会議でたくさんアイデアを出してくれる人がいます。

これは、文系が持つ流行に敏感な気質のため、情報収集の量がそもそも多いことにあるのだと思います。

Webマーケティングに限らず、ビジネスでもアイデアが多いことで新たなサービスが生み出せることは多いので全員賛同かと思います。

文系出身者の課題点

Webマーケティング業界では、圧倒的に文系が活躍できることはわかりましたが、文系が抱える課題点についても言及します。

課題1: 分析能力はまだ弱い

文系出身者が理系出身者に絶対に勝てないのが分析能力です。僕は、WebアナリストからWebマーケターとしてのキャリアをスタートしていますが、Webサイトのデータ分析は理系出身者の方が圧倒的に強いです。

これは文系出身者は諦めがちですが、自身で分析できるようになった方がチームからの信頼も増しますし、さらに新しい付加価値を生み出すことができるはずです。

最近では、文系でもプログラミングをしたり、SQLを書いたりとデータ分析に関するリテラシーが高まってきているので、良い兆候かと思います。このブログで一番読まれている記事もデータ分析に関するものでして、興味があったら読んで欲しいです。僕も絶賛勉強中です。

課題2: テクニカルに弱い

「課題1」と似ていますが、文系出身者はWebサイトの仕組みに弱い人が多いです。これはWebマーケターとして致命的です。

これではチーム内でグロースハックミーティングをしても、意見を出すのが大体アナリストかUXデザイナーになるようです。僕のいた現場でもほとんど僕とエンジニアが片っ端からアイデアを出すので、集客担当のマーケターは何も喋らなくなります。

現在シリコンバレーでは、「全員がハッカーであれ」と言われています。こうでなければ、Webサイトのグロースはありえないです。全員プログラミングを学ぶべきですねwww 簡単なマークアップ言語からでも学習することをオススメします。

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Webマーケターは文系の方が理系よりも活躍できる!!

本記事では、Webマーケティングでは理系よりも文系の方が活躍できるということを説明しました。

僕の実感では、Webマーケターで活躍している人の大半は文系出身の爆発力のあるプレイヤーです。文系学生の方で進路が不安でも全然気にしなくても大丈夫ですwww

しかし、後半で触れたように、分析能力とテクニカルの課題は払拭し、分析もテクニカルもできるマーケターになれるように今後頑張りましょう。僕のサイトでも使えるマテリアルは紹介するので、一緒に頑張りましょう。