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Webマーケティング初心者🔰
・Webマーケティングって今後も続くのか!?
・AI発達で自動化されるんじゃないのか!?
・どのような対策をすれば生き残れるのか!?

上記の疑問・悩みを解決します。

こんにちは、Webマーケターのカズヤん(@webkirin)です。

本記事では、AIの発達や自動化ツールの登場で今後Webマーケティング業界の仕事がどこまで自動化されるのかについてや、Webマーケティング業務の持続可能性について説明していきます。

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カズヤん
本記事を執筆する僕は埼玉県越谷市でローカルメディアKoshigayazineを運営しつつ、都内企業のフリーランスWebマーケターとして活動しています🦒🦒

本記事の想定読者は以下となります。

本記事の想定読者

・Webマーケティング業界への転職希望者
・Webマーケティング業界のジュニアポジション
・Webマーケティングに興味のある方

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Webマーケティングの仕事はなくなるのか!?

Webマーケティングの仕事をしていると、AIの発達や自動化ツール開発が進み、Webマーケターの仕事がどんどん淘汰していくのではないか?と言う声をちらほら聞いたりします。

いや、あくまで僕の意見ですが、むしろ仕事が増えると思っていますwww

ここではWebマーケティング業界におけり自動化の進み具合と、今後のWebマーケティング業界の流れについて説明していきます。

参考記事:
Webマーケティング業界の今後・将来性は明るい

 AIの影響で一部業務がなくなる

テクノロジーの進化により、多くの企業が顧客データや行動データを大量に自社内に蓄積する流れが確立しました。これによりAIを活用する企業が増加してきました。

Web業界に関しては、AIを活用することで、Webマーケターの一部の業務が不要となることが予想されます。

AIにより影響を受ける業務

・デジタル広告の出稿設定作業
・アクセス解析のインサイト導出

はかなりの速度で進んで来ています。

デジタル広告の出稿設定作業

デジタル広告の出稿業務は、戦略フェイズで作成したペルソナをもとに広告出稿作業を行う業務ですが、Google広告、Yahoo広告、Facebook広告、Instagram広告では、大量のユーザー属性、行動データを元に最適なパーソナライズレコメンドを行うことが可能です。

出稿作業などの初期設定はクリエイティブを用意したりと人間が行う必要がありますが、CPAやCVR改善のための運用時の設定は、AIを活用したプラットフォーム側の最適化設定を利用することで、かなりの制度でKPIの最適化が可能です。

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カズヤん
デジタル広告の運用業務は、人間が設定を触り始めたらキリがないくらい大量のパラメータが存在しますので、AIの最適化設定は最強のツールです🦒

アクセス解析のインサイト導出

Google Analyticsを利用している人ならすでにご存知かと思いますが、Google Analytics内で、重要なインサイトをAIにより提案してもらえるようになって来ています。

これによりWebアナリストが大量データを分析する中で気づけないインサイトを導き出してくれます。Webアナリストの業務も少しずつ減少していくでしょう。

自動化ツールの登場でデータ抽出業務がなくなる

Webのアクセスデータは膨大であり、データ分析を行う前にあらゆるデータを抽出する業務がありますが、これらのデータ抽出業務は少しずつなくなる傾向にあります。

自動化ツールで影響を受ける業務

・検索順位抽出業務
・アクセス解析データ抽出業務

SEOに関する業務に従事している人であれば、すでに経験しているかもしれませんが、SEOのデータ整備業務はなくなるでしょう。今はほとんどのデータ抽出がRPAやダッシュボードで自動抽出が可能です。

検索順位抽出業務

特に大規模なデータベース系サイトのSEO担当者であれば2000 ~ 5000キーワードをRPAで自動抽出し、CSVデータを指定したフォルダに日次か週次で取得できるようにすることが可能です。

大規模サイトの場合には、Webアナリストがいちいちデータを抽出していたら無駄な作業が発生しますが、自動化によりWebアナリストはデータの分析に集中できます。

参考記事:
Webアナリストとは何なのか? 仕事内容やスキルについて解説します

アクセス解析データ抽出業務

Google Data Portal(旧: Google Data Studio)を活用することでアクセス解析用ダッシュボードを一度作ってしまえば、わざわざデータ解析のためのデータ抽出業務を人間が行う必要がなくなるわけです。

ツールの初期設定作業はWebマーケターにしかできない

Webマーケティングでなくなると言われる業務のほとんどは運用業務であり、決められた一定期間で行われる定型業務がほとんどです。

冒頭で述べましたが、企業が今後も大量の広告費をマスメディアからデジタルメディアに投下することは明白ですので、大量に増えていくデジタルメディアのマーケティング戦略や実装でのWebマーケターの業務はますます増えていくと思われます。

今までは、検索エンジン(Google、Yahoo、Bing)、SNS(Twitter、Instagram、Facebook)あたりの自動化が進んでいますが、YouTubeやTikTok、またこれ以外にも新たなマーケティングチャネルが作られていくはずです。

人間にしかできない業務はクリエイティブな企画や戦略業務でしょう。ここを抑えておきましょう。

なくなるWebマーケティング業務がある中で今しておくべき対策とは!?

AIや自動化ツールの発達でなくなる可能性の高いWebマーケティング業務について紹介しました。ここではWebマーケターとして生き残るための対策や今すべきことについてご紹介していきます。

業務レイヤー拡張する

Webマーケティングの知識を活かしながら、Webマーケティングのさらに上の事業戦略(または事業企画)のレイヤーまで対応できるすることをオススメします。

おそらく今この記事を読んでいる方はWebマーケティングの中でも運用担当をメインで行なっている方が多いかと思いますが、Webマーケティングの戦略業務であれば、AIや自動化ツールで代替されることはほぼありません。

そして、Webマーケティング戦略ができる人に共通することとして、事業戦略に精通していると言う点です。これは、Webマーケティング戦略を策定する上で、事業戦略について理解していないと最適なWebマーケティング戦略を策定することができないためです。

また、逆にエンジニアになって、実装を極めると言うのも一つの手かも知れません。

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カズヤん
僕自身は、インフラエンジニア → アプリ設計 → Webマーケティング戦略 → 事業戦略へと得意なレイヤーを拡張して来ました🦒

Webマーケティングの業務を行いながら、ビジネスについてたくさん勉強しましょう。

得意なWebマーケティングチャネルを増やす

とは言えいきなり事業戦略を作ると言うのはかなり難易度が高いと言うのは間違いないです。

その場合には、自身が対応できるマーケティング領域を拡張することをおすすめします。

例えば、今SEOをメインで行なっているのであれば、Twitter運用やYouTube企画などにスライドして自分の守備範囲を拡張することはとてもおすすめです。

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カズヤん
僕自身は、SEOアナリストとしてSEO戦略、戦術を経験してから、Webディレクターとして、メルマガ、PR、事業戦略を経験し、現在はYouTubeやSNSの戦略策定にまで拡張していまして、マーケティング分野を増やしつつ、レイヤーを上げることを心がけています🦒

最新Webマーケティング情報のキャッチアップ

言わずもがなですが、定型作業は必ず自動化されます。今後Webマーケターを名乗るからには、戦略設計ができないと機械にすぐに代替されてしまいます。

Webマーケターとして戦略策定を強みにするためには毎日インプットを怠らないことが大切です。もしまだWebマーケティングの基礎すら知らないと言う方でしたら、スクールを活用するのも一つの手でしょう。以下の記事を参考にしていただければいいと思います。

参考記事:
Webマーケティングスクールで効率習得!! おすすめスクール5選

定型業務がなくなる一方で市場価値をあげる努力が大切!!

本記事では、AIの発達や自動化ツールの登場で今後Webマーケティング業界の仕事がどこまで自動化されるのかについて、またWebマーケティング業務の持続可能性について説明しましたが、いかがでしたでしょうか!?

本記事で説明した内容を以下にまとめます。

本記事で説明した内容

1) Webマーケティングの仕事はなくなるのか!?
– AIの影響で一部業務がなくなる
– 自動化ツールの登場でデータ抽出業務がなくなる
– ツールの初期設定作業はWebマーケターにしかできない

2) なくなる業務がある中で今しておくべき対策
– 業務レイヤーを拡張する
– 得意なWebマーケティングチャネルを増やす
– 最新Webマーケティング情報のキャッチアップ

結論、今現在運用業務がメインの方は今後かなり淘汰される可能性が高いと言うことです。「戦略」「企画」と聞くとハードルが高いとか議論が難しそうなどとおっしゃる方々が多いのですが、そのようなことをおっしゃる方はおそらく「Webマーケターに向いていない」ので、キャリアをしっかり考えることも必要です(少し厳しいですが、これ結構本当ですw)。

と言いつつ、一緒にそこは知識の底上げができればいいと思っています。本記事や本ブログが少しでも読者様の成長の一助になれば嬉しいです!!