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大企業社員
・大企業辞めてベンチャー企業に入社したい…
・大企業辞めた後のキャリアが不安…
・事業責任者のような裁量のある仕事がしたい…

上記の疑問・悩みを解決します。

こんにちは、カズヤん(@webkirin)です。
本記事では、今現在大企業に勤めていて、ベンチャー企業や中小企業のような個人の裁量を与えてもらえる環境で挑戦をしたい個人に向けて、中小企業で働く魅力・メリットについて僕の経験からお伝えしたいと思います。

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カズヤん
この記事を書いている僕は外資系ITメガファーム出身で、大手からベンチャー企業へ移り、中小のメディア会社に転職。現在は事業責任者をしながら副業フリーランスとして個人でも事業展開をしています。
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大手企業は安定だがスキルがつきにくい

大手企業は市場競争において、特定市場で上位層を取っている企業群ですので、上場企業が多く、売上高や営業利益が中小企業よりも高いです。

そのため、個人の給与も高いのがメリットですが、部門性を敷いていることから特定の業務領域にしか携われず、ビジネスパーソンとしての成長に戸惑うことがあると思います。

自分ごとで恐縮ですが、僕はインド系の巨大IT企業の日本法人に入社して、そのあとにフランス系の巨大IT企業の日本法人でコンサルタントをしていたのですが、どちらも会社としては素晴らしい会社でしたが、なかなか裁量が持てず、若いうちに、個人で事業を作る経験ができないと判断して、ベンチャー企業にうちりました。ベンチャー企業ではたった4か月間ですが、Webマーケティングのアナリストとして、数十社の戦略作りを行なっていました。

結果として、社員数20名、売上5億~10億規模の不動産系メディア会社に移りまして、外資コンサル時代の職務経験と、Webアナリスト時代の功績などから、メディア事業責任者として戦略から売上創出まで全て僕が管理する立場に抜擢された形です。

そこで思うのですが、大手企業での約2年間の経験は、ビジネスパーソンとしての基礎にはなりましたが、事業戦略を作ったり、事業グロースの観点からは全然役に立っていませんwww

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中小企業で働く魅力やメリットとは!?

ここでは僕が経験した中小企業で働く魅力やメリットについて説明していきます。また、ここでいう「中小企業」とはスタートアップ(ベンチャー企業)ではなく、売上高10億未満の零細企業を想定して欲しいです。

メリット1: 一人一人が売上に貢献できる

中小企業は、人数が少ない分無駄が許されない環境になってしまいます。そのためか、1人1人がかなり売上に貢献せざるを得ない状況になります。

自分の努力が、会社の売上に貢献しているという達成感を感じることができます。これは大手企業にはない中小企業特有の魅力であると言えます。

メリット2: 会社経営の全てが見える

中小企業は、社長との距離が近い分、部門ごとの意思決定を社長と二人三脚で行えます。そのため、会社の成長のために今何をすべきか、法務、総務(経理、人事)、営業、ITなど会社経営に必要な全ての機能を社長から吸収することができます。

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カズヤん
個人的にはここが一番大きくて、社長と一緒に居るとビジネス戦闘力が短期間で爆上がりしますwww

メリット3: 社員どうしの仲が良い

中小企業では、少ない人数で業務を行なっているため、会社全体で仲良くなりやすいです。仕事中と仕事外で線引きする必要はありますが、チームワークが良ければ会社全体で良いパフォーマンスを引き起こしやすいです。

社員間の仲が良かったりすると、普段の生活の質も高まるので人生の質が高くなります。

中小企業で働く上での注意点・デメリット

次に中小企業で働く上での注意点やデメリットについても話しておきます。個人的には、中小企業へ転職したい人は、挑戦したい人が多いと思うので些細なことではあると思いますが、ミスマッチを防ぐために見てもらうといいかもです。

デメリット1: 給与がやや下がる

中小企業でもらえる給与は、正直少ないです。大企業時代はかなり高級取りだったので、この落ち具合には驚きました。

ただし、中小企業でも実績を出しまくれば、昇給はすぐに行われます。僕はSEO領域で実績を出しまくり、事業責任者になって給与がコンサル時代ばりに上がりました。ここは個人の活躍次第かと思います。

デメリット2: 企業・サービスの社会的な知名度が低い

中小企業のサービスは社会的な知名度は低いものが多いため、ブランド価値は低いです。

日本人は会社のブランドでビジネスパーソンを評価する傾向がありますが、会社の知名度の低さに耐えられない人には難しいかもしれません。

デメリット3: 個人で殆どの業務に対応する必要があり、忙しい

中小企業は個人が殆どの業務を対応しなくてはいけません。忙しい時には定時に帰れないことが多く、残業しがちになります。

サービスを運営する上で必要な業務をくまなく見れるという点では楽しくてしょうがないですが、忙しすぎることに耐えられないという場合にはおすすめはできないかもしれません。

中小企業でスキルを磨いてキャリア伸ばす

本記事では、大企業から中小企業へ転職を検討している人に向けて、中小企業のメリットやデメリットについて説明しましたが、いかがでしたでしょうか。本記事で説明した内容をいかにまとめますので、ご参照ください。

本記事のまとめ

1) 中小企業で働く魅力やメリット
– メリット1: 一人一人が売上に貢献できる
– メリット2: 会社経営の全てが見える
– メリット3: 社員どうしの仲が良い

2) 中小企業で働く上での注意点・デメリット
– デメリット1: 給与がやや下がる
– デメリット2: 企業・サービスの社会的な知名度が低い
– デメリット3: 個人で殆どの業務に対応する必要があり、忙しい

中小企業の転職は、ビジネス戦闘力を飛躍させる上では最善な選択肢だと思います。本記事の内容が少しでも助けになれば幸いです。