Web業界の方ならGoogleが無償で提供するアクセス解析ツールであるGoogleアナリティクスについて知らない方はいないのではないでしょうか!? GAIQは、Googleアナリティクス(大規模サイトのGoogle Analytics360は有償)の個人認定資格です。本記事では、GAIQの試験概要や難易度、対策方法についてご紹介します。

また、Webアナリスト向けに書いていますが、Webに携わる方ならどなたも対象となります。

GAIQとは

GAIQとは、Google Analytics Individual Qualificationの略でして、日本語ではGoogleアナリティクス個人認定資格を指します。GAIQの受験資格は、Google Academy Adsに登録するだけです。特に制限はなく誰でもすぐに受験できる点が特徴です。

GAIQを取得する事により、基本的なGoogleアナリティクスの機能を理解し、かつ適切に操作ができることを証明できるため取得が推奨されています。また、海外のWebマーケティング会社でもJob RequirementにGAIQの取得が記載されていることもあり、日本だけでなく海外でも認知されているGoogle認証の資格となります。

GAIQの難易度

GAIQはGoogleのオンライン公式サイト提供のコースを認定試験の範囲にしていることからも、ある程度必要な学習があります。そのことから難易度は決して低くはないと言われています。

GAIQの対策法

GAIQの受験に関しては、Google公式サイトから学ぶことができます。また、市販の書籍でもインプットができます。GAIQの合格のみに焦点を当てる場合はGoogle公式トレーニングだけでも十分な知識を身につけることができます。しかし、Googleアナリティクスはツールとして多様な機能を提供していることからも、専門書籍を活用して詳細な機能について事前にインプットすることも重要と思います。

オンライン公式サイトによる学習

Googleでは、自社製品の継続的な利用を促すために、専用のトレーニングプログラムをオンラインで用意しています。Googleアナリティクスに関しても、初級と上級の2コースを用意しているためレベル別で体型的にツールについて学習することができます。

Googleアナリティクス初級者向けコース

初級者向けコースでは、Googleアナリティクスにおけるユーザ管理機能やwebサイトへの設定方法など基本的な機能を学ぶことができます。コンテンツは英語の動画ベースですが、各動画には必ず日本語の字幕が付与されているのでとても学習しやすいです。

Google アナリティクス上級者向けコース

上級コースでは、Googleアナリティクスにおけるデータ収集の概念や、セグメント化、チャネル別のデータ収集手法などの高度な解析手法の学習となります。こちらも日本語の字幕が入っているのでどなたでも日本語で学習が可能です。

書籍による学習

オンラインでの学習が王道ですが、Googleアナリティクスの基本的な機能や詳細な機能をおさえる上では、下記のテキストがかなり参考になりました。

厳選テーマ20題!GAIQ対策テキスト

GAIQの実際の試験形式に則った4択の選択問題とその解説を一問一答で説明している書籍です。GAIQは毎年試験問題が更新されていることもありますが、ベース機能の問題に関しては若干選択肢が異なるだけで基本的には変わりません。そのため、急ぎで資格取得を目指している方々にはオススメです。

いちばんやさしいGoogleアナリティクスの教本 人気講師が教えるWeb解析と広告計測の基本 (「いちばんやさしい教本」)

Googleアナリティクスを用いた分析に特化したアユダンテ社による編集となっており、Googleアナリティクスの基本的な設定から、応用的な分析に関しても取り扱っています。特に、SEOや広告効果測定、タグ設定など細かい応用機能を説明しているため、Webアナリストには必読であると言えます。

試験概要や受験方法について

GAIQの試験概要や受験方法について下記のテーブルにまとめましたので、ご覧ください。

項目 内容
試験名 GAIQ: Google Analytics Individual Certification
運営団体 Google
受験料 無料
受験方法 オンライン試験 (自宅のPCにていつでも受験可能)
試験時間 60分
設問数 70問
ボーダーライン 56問 (正答率 80%)
再受験 受験後 24時間後経過後

GAIQの試験はオンラインでの受験が可能となっています。もし仮に不合格になっても24時間経過後であればもう一度挑戦ができます。そのために正答率80%とボーダーラインが高く設定されています。しっかりと学習を行えば3回程度の受験で合格できると思います。

実際の受験結果

実際にGAIQを受験して、合格すると以下のような画面が表示されます。

辛うじて90%の得点率で合格となりましたが、実際は3回目の受験でしたwww
そして、以下が合格証明書となります。Web系の会社で受験が必須の会社ではこれを提出することもあると思います。

受験後有効期間

GAIQは合格後12ヶ月が有効期間となります。履歴書や職務経歴書に記載したい場合は、年次での更新が必要となります。これは、GAIQの品質を保つためにはしょうがないですね。また、GAIQは日本のみならず海外でも取得を推奨する企業が多いです。海外で就労機会を得たい方々は継続的に更新するべきです。

実は、記事を執筆しているのが、2019年7月ですが、受験は1年前となります。それなので2019年10月で更新する想定でいます。ほぼ毎日Googleアナリティクスを使っていますが、年1回の知識メインテナンスは必要です。

アナリストとしてWeb分析を行う方へのアドバイス

これからWeb分析を志す方々へのメッセージとして以下を注意するべきかと思います。

1.ディメンションと指標を意識したデータの扱い

多くのWebアナリストが必ずつまづく箇所がアクセスデータを見る中で、自分の欲しいデータの抽出方法がわからなくなることです。これらを理解する上では、データのディメンションと指標を意識する必要があります。

ディメンションとは、データの属性のことを指します。例としては、「東京」「大阪」などの地域属性や、「ページ」などのURLを指します。

指標とは、データを定量化したものを指します。先ほどのディメンションに対する定量データである「セッション数」「ページビュー/セッション」「平均セッション時間」などが該当します、

今後Webアナリストとしてのキャリアを邁進する場合に置いてSQLに触れる機会があったりするとここの理解が超重要なので、常に頭の片隅に入れて置いて欲しいです。

2.常に最新情報を得る努力をする

GoogleアナリティクスなどのWebベースのツールは我々の知らないところで常に最新アップデートが行われていて、便利な機能が搭載されています。Webアナリストはマーケティングの専門家として、ビジネス側に興味深いインサイトを提供することがミッションですから、常に新しいアップデートを確認されることをオススメします。

Twitterアカウントをお持ちの方でしたら、Googleアナリティクス公式Twitterアカウントをフォローするといいと思います。

3.わからないときは公式文書に当たる

非エンジニア出身の場合には、GoogleアナリティクスのエンジニアっぽいUIになれるまでかなりの時間が必要になると思います。僕の周囲のWebアナリストでも使いづらいという人が結構多かったです。

GoogleではGoogleアナリティクス用の公式ヘルプを用意しているので、こちらの公式文書に頼るのが一番正確な情報が得られます。

最後に

本記事では、Googleのアクセス解析ツールであるGoogleアナリティクスの認定資格であるGAIQに関する難易度や対策法について説明しました。

Webアナリストとして、分析を行う上で分析ツールの知識は必須となります。特に、Googleアナリティクスは世界で一番利用されているアクセス解析ツールです。もちろん業務によって細かな設定を行ったりするので、習うより慣れた方がいいのかもしれませんが、Webを生業とするからには、個人でWebサイトを運営し、分析ツールを活用して分析を行うことが非常に重要となります。そのため、今後Webアナリストになりたい方々は積極的にGAIQに挑戦してほしいと思います。

関連記事

ウェブ解析士とは 取得後に振り返ってみる

Webアナリストとは何なのか? 仕事内容やスキルについて解説します

Webアナリスト未経験者が知っておくべき10個の事

Webアナリストは常に勉強し続けなければならない!!