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ベンチャー志望者🔰
・ベンチャー企業の面接ってどんな服装がいいの?
・ベンチャー企業の面接に失敗したくない…
・ベンチャー企業って服装の自由度が高いって言われているけれど本当なのか?

上記の疑問に答えるべく本記事では、以下について説明します。

本記事で説明する内容

① 面接時に失敗しない服装を含めた見た目対策
② ベンチャー企業の面接の特徴
③ ベンチャー企業の採用者が見るポイント
④ ベンチャー企業の社員の服装

ベンチャー企業面接が「服装自由」の場合、何を着ていいか難しくて悩みますよね。ベンチャー企業って、しきたりに縛られず自由度が高いと聞きますが、いったいどんな服装が正解なんでしょうか?

結論から言うと、おすすめの服装は、「オフィスカジュアル」です。

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宮田
本記事を執筆する僕(@webkirin)は、ベンチャー企業での業務経験が2年ほどあり、フリーランスマーケターとしてベンチャー企業のお客様を支援してきた経験があります。

また、本記事の想定読者は以下となります。

本記事の想定読者

・ベンチャー企業の面接に行く人
・ベンチャー企業の人がどんな服装なのか知りたい人

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ベンチャー企業面接は見た目に気を付けよう

採用面接では、見た目の印象から、人柄を判断されがちです。絶対失敗したくないベンチャー企業面接の見た目対策について解説します。

服装自由の場合はベンチャー企業に合わせる

「服装自由」の場合は、面接企業の雰囲気に合う身だしなみにすることが、失敗しないコツです。その企業の雰囲気に合ったファッションを求められています。

自由だからと言ってあまりにも奇抜な格好をしていたら、その場から浮いてしまいます。事前にその企業の服装について、リサーチしておくとよいでしょう。

営業職などカジュアルが許されない業種はスーツがよいですが、その他の場合のおすすめは「オフィスカジュアル」です。スーツよりもくだけたファッションですが、フォーマル過ぎず、ビジネス場としても周囲に不快感を与えないファッションだからです。

ベンチャー企業によっては、きっちりしたスーツを着ていくと保守的な人と判断される可能性があります。

特に転職者は、「学生の就職活動の定番」なイメージのリクルートスーツを避けましょう。

何を着るかだけでなく身だしなみも気を付けよ

面接では見た目の印象も、評価を左右してしまいます。身だしなみにも気をつかいましょう。

身だしなみのポイントは以下のとおりです。 

・清潔感
・TPO
・企業風土に合わせられるか
・見た目全体の調和(全身のバランス)

清潔感は重要なポイントです。どんなにセンスの良い服装だったとしても、しわが寄ったり、靴が汚れていたりすると、その人の評価は下がります。

こまめに洗濯をし、アイロンをかけるなど手入れして、きれいな状態にしておく準備が必要です。靴は結構見られていますので、靴も磨いておきましょう。

TPO・企業風土に合わせられるように、ビジネスの場にふさわしい服装で面接に臨みましょう。

ベンチャー企業はスーツにこだわらず、カジュアルファッションが多いようです。面接というTPOを考えて、ビジネスにふさわしいファッションということでオフィスカジュアルをおすすめしました。

全身のバランスについては、全身のコーディネートが同じようなテイストのもので揃え、鏡に映して確認しましょう。

ベンチャー企業がスーツにこだわらない理由

面接時にリクルートスーツでなくてもよい理由を解説します。

ベンチャー企業は普段からスーツ着用にこだわらないため

ベンチャー企業は大企業と比べて、しきたりにこだわらない柔軟さや自由さがあります。

業種・業界や職種、企業の文化によってどのくらいカジュアルなのかは異なりますが、普段からスーツの着用にこだわらない企業が多いようです。

面接者の人間性を見たいため

ベンチャー企業は少人数組織で、新規事業を模索しながら仕事をするので、スキルの高さや同じビジョンを持って進んでいくことを必要としています。また実力主義で、スキルや人間性を重視する傾向があります。

リクルートスーツは似たり寄ったりのアイテムで、着ている人も同質化し、あまり個性が見えません。自由な服装からその人間性を見て、企業の中で力を発揮できるか、社風とマッチするのかを判断するのです。

面接者にリラックスしてもらいたいため

着なれないリクルートスーツで堅苦しい面接では、面接者は緊張し本来の自分とは違う自分を演じます。ベンチャー企業は面接者にリラックスしてもらいたいので、堅苦しくない服装で面接します。リラックスした状態になると、本来の面接者の姿が見られるからです。

またリクルートスーツは高額なため、金銭的負担をかけたくないという思いもあるそうです。

ベンチャー企業の面接の見ため対策のポイント

「姿勢を正す」「声のトーンを上げる」「笑顔でハキハキと話す」などを意識してみましょう。見た目の印象をあげることができます。身だしなみは、全体の印象を左右しますので、気を付けるべき点を解説します。

面接の際に気を付けるべき清潔感

顔は人によく見られる部分です。人のどの部分を見るかというと、やはり顔ですよね。顔や髪型も意識しましょう。清潔感は、やはり重要なポイントです。

【髪型チェックポイント】
・眉やおでこが見える髪型
・整髪料をつけて整える
・長い時はまとめる(しばる・髪を上げるなど)

【髪型NGポイント】
・明るすぎる髪色
・寝ぐせがついている
・長すぎる前髪
・ボサボサの髪
・フケ

ベンチャー企業にもよりますが、あまり目立つような髪型は避けましょう。清潔感のないものは問題外です。

フケは黒い服に落ちると意外に目立ちます。フケ用対策シャンプーを使用する、黒い服を避けるなど、フケに悩む人は対応を考えましょう。

【メイクの注意点】
・化粧しないのはNG
・濃すぎる・派手すぎるのもNG
・整えていない眉毛NG
・ナチュラルメイクを心がけるのが正解

男性でも眉は整え、ひげは剃ったほうが良いでしょう。

【匂い】
きつすぎる香水はNGですが、整髪剤や柔軟剤も匂いがきついものは避けましょう。

意外に見落とされがちなのは、服の匂い。こまめに洗濯するのは当然ですが、洗濯後室内で生乾きの状態にしておくと匂います。特に夏の汗をかく時期には、体臭にも気を使いましょう。

やってはいけないNGポイント

やってはいけないNGポイントは以下のとおりです。ファッションについては、TシャツのようなラフなものでもOKな企業や、ファッション性を求めるクリエイティブな企業もあるかと思います。

あくまで一般的にビジネスにふさわしくないとされているものをあげました。清潔感に関するものは、どの業界でもNGですので気を付けましょう。

【カジュアルすぎる服の例】
・パーカー・ジーンズ・スウェット・Tシャツ・ホットパンツ・半ズボン・ストール
・サンダル・ミュール・ブーツ
・帽子
・色やデザインが派手
・露出が激しい
・丈が短すぎるスカート
・体のラインがはっきり見えるもの
・柄物
・ブランド物を着用し過ぎない
・ロゴが大きいまたは装飾の多いバッグやリュック・ショルダーバッグ・トートバッグ

【清潔感に関すること】
・汚れている
・しわだらけ
・サイズがあっていない
・ボタンが外れている
・匂いがきつい
・全体的にバラバラで統一感がなく、ちぐはぐなもの

周囲に不快感を与えない清潔感があるかはもちろん、服のサイズが自分の体に合っているかもチェックしておくことをおすすめします。

ベンチャー企業の面接の特徴

ベンチャー企業の面接は、大手企業とは違った形での面接もあります。大手企業との違いを理解して対策しましょう。

他の面接と同じで、なぜこの企業なのか、企業に入社して何がしたいか、企業と共感できる部分や自分の強みを明確にしておくのも必要です。

カジュアルなスタイルで社長が面接

大手企業では考えられない面接スタイルです。社長が直接面接に参加し、採用の判断をすることも。

社内のカフェスペースなどが面接会場で、カジュアルな服装で行うなど肩肘のはらないフランクな面接になります。企業分析の際に、社長の人柄や考え方をよく調べておくとよいでしょう。

リラックスして個性や普段の様子が面接に出せるかもしれませんが、通常の面接と難易度は変わらないと気を引き締めましょう。

人間性・スキル重視

ベンチャー企業は、困難な状況に打ち勝てるような、企業やビジネスを成長させるような人を求めています。

大手企業を比べて社員の教育に時間をかけないので、重視するのは、即戦力やスキルが高い人です。

企業と同じ理念やビジョンを共有できる人柄かどうかを重視します。形式を重んじることは少なく、学歴や職歴などは重視しません。

逆質問あり

「最後に何か質問はありますか」という、逆質問が多くのベンチャー企業で設けられています。

「特にありません」で面接を終えてしまうのは良くありません。業務内容などを質問できるようにしておきましょう。

採用面接時に見られているポイント

ここでは、採用面接時に見られるポイントについて解説していきます。

ビジョンへの共感

ビジョンとは、「企業が実現したい未来」のことです。ベンチャー企業は少人数で効率的に運営するため、組織内の一体感を高め、企業の目指しているビジョンを元に働きます。

面接でビジョンについて聞かれる可能性があるので、企業のビジョンについて理解しておきましょう。

チャレンジ精神

常に新しい事業を展開し、マニュアルもまっさらな状態でも対応します。新しいことを始められ、ベンチャー企業は失敗を恐れない、困難に立ち向かえる人を求めています。

チャレンジ精神を重視しているので、過去にチャレンジした経験を話す準備をしておくと良いでしょう。

成長意欲・熱意

ベンチャー企業は変化が激しく、新しい事業や社内体制の整備まで行うため、あきらめずに学び続ける姿勢が必要です。

企業に入りたい意欲のある人はもちろん、成長意欲のある人を採用する傾向にあります。働きたい理由や将来のビジョンを考えておくとよいでしょう。

ベンチャー企業の服装

面接以外のインターンとしてベンチャー企業で働く予定のある人や職場訪問の場合、服装に迷う方もいるでしょう。

やはり清潔感のあるオフィスカジュアルが基本です。

ベンチャー企業の業種・業界や職種、文化によって服装は違ってきます。例えば顧客と直接会う業種の場合、スーツが普通であるかもしれません。周囲にいる先輩社員を参考にするのがベストです。

インターン時で作業がある場合は、それに応じた動きやすさも考慮しましょう。

オフィスカジュアルコーディネート例【男性編】

最もおすすめな、かっちりとしたスタイルを紹介します。

トップス:白い襟付きワイシャツ・黒かグレーのジャケット
ボトムス:黒か灰色のチノパンまたはスラックス
靴:黒などスタンダードな革靴
アクセサリー:シンプルな腕時計(ピアスはNG)
バッグ:A4サイズが入る自立できる革製バッグ

普段のスーツ姿から「ネクタイだけを外す」のも避けたほうがいいでしょう。ネクタイがなくては合いません。

ジャケットが黒く、バッグも黒いと重い印象になりすぎる場合もあるので、バランスを考えて調整しましょう。

オフィスカジュアルコーディネート例【女性編】

最もおすすめな、かっちりとしたスタイルを紹介します。

トップス:ジャケット、白のブラウスまたはワイシャツまたはカットソー
ボトムス:ひざ丈スカートまたはタイトなパンツ(ストッキング着用)
靴:パンプスかヒール(5cm程度)
アクセサリー:シンプルな腕時計
バッグ:A4サイズが入る自立できる革製バッグ

色は、白・黒・ブラウン・ベージュ・グレー・ネイビー・キャメルなどのベーシックカラーを使用します。 

カジュアルでないジャケット・白の襟付きシャツかブラウス・パンツかスカートといった服装が基本です。

スカートは短すぎず長すぎず、ひざ丈がベストで、オーバーサーズや丈の長くゆるいシルエットの物はゆるい印象を与えてしまうため、できるだけ避けましょう。パンツの場合、くるぶしよりも長い丈のものがおすすめです。

パンツ、スカートにはストッキングも忘れずに着用しましょう。

オフィスにふさわしい靴黒やベージュで5cm程度のヒールの高さのパンプスを選ぶとよいでしょう。

ベンチャー企業の服装はカジュアルすぎないものを選びましょう

ベンチャー企業の服装自由の面接には、そのベンチャー企業の服装に合わせましょう。基本的には、オフィスカジュアルがおすすめです。

ベンチャー企業は服装よりも、人間性を重視します。しかし見た目は人間性の判断に影響するので、清潔感など身だしなみに気を付けて、面接に臨みましょう。