・フリーランスになるための心構えや対策について知りたい…
上記の疑問・悩みを解決します。
こんにちは、Webマーケターのカズヤん(@webkirin)です。
本記事では、フリーランスが生活できないと思われる理由や必要な心構え・対策についてご紹介します。
以下のいずれかに該当する方でしたら、本記事の内容が役立つと思います🦒
・会社を辞めてフリーランスになることを決めた方
・フリーランスになりたいけれど生活できるか不安に思っている方
・フリーランスに興味がある方
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フリーランスが生活できないと思われている理由
近年では、WebデザイナーやWebライターなどの単価が低くなりやすい職種でのフリーランスワーカーが増加していることから、フリーランスワーカーは収入が安定せず、生活できないのではないかと不安に思われる方が増加しています。
ここではフリーランスが生活できないと言われる具体的な理由について詳しくご紹介していきます。
実績がないと仕事を得られない
フリーランスになるためには、実績が必要です。
Webライターであれば、今まで書いてきた記事がポートフォリオに、Webデザイナーであればデザイン・コーディングしたサイトがポートフォリオに、Webマーケターであれば携わってきたWebサイトがポートフォリオになるわけです。
昨今では、実績が無いのにフリーランスになる若手が増えているため、なかなか仕事が得られないフリーランスが増加しています。
参考記事:
Webマーケティングのポートフォリオとは!? 重要性や評価事例を解説
基本的に休みがない
会社員とは異なり、フリーランスには固定給がありません(月毎に会社員と同じような業務委託契約をしている方は対象外ですが)。
そのため稼働しなくなると、給与が入らないのでフリーランスには休みがありません。
フリーランスとしてさらに実績を積み、自分の名前で仕事を取れるようになれば、自分の都合に合わせて業務が行えるため、休みの都合も着くはずです。しかし、このステージに上がるまでには相当時間がかかるでしょう。
体調を崩せない
フリーランスが体調不良になったとして、休みを取り、業務の進みが遅くなれば、発注側としては、ネガティブな気持ちを抱くはずです。
会社員のようにフリーランスワーカーを会社が保護する義務はないので、バリューが出せないフリーランスはむしろ会社のお荷物になりかねないからです。
フリーランスであれば、規則正しく生活し、体調管理をしっかり行うことが大切です。
コロナの影響で生活できないフリーランスが増加
2020年は新型コロナウイルスの影響で経済が大打撃を受けましたね。実はこのタイミングで日本のフリーランサーが大量に案件を失ったようです。
政府はフリーランス支援のために、「最近1ヶ月の売上が前年または前々年と比べて5%以上減少した者」を対象に、新型コロナウイルス感染症特別貸付を行なっているようです。
参考記事:
新型コロナウイルス感染症特別貸付(日本政策金融公庫)
フリーランスになるために必要な心構えや対策
フリーランスが非常に厳しい業界であることを理解いただけたかと思います。ここでは、これからフリーランスになる人が備えておくべき心構えや対策について紹介していきます。
経験や実績を積んでから独立する
冒頭でも述べましたが、経験や実績がない状態での独立はあまりおすすめできません。
フリーランスとして働く場合には、クライアント側が求める要求水準を満たさなければ、一瞬で契約を切られるなんてことは起こり得ます。
僕自身が事業会社にいた時に発注者側としてフリーランスの外注と契約していたので、これはすごく思います。特に中小企業の場合には予算が限られているので、結果が出ないフリーランスとは速攻契約を解除します。
最近ですと、社員同様に業務委託ワーカーを社内で育成するような企業も増加してきていますが、これもまだ一部にすぎません。
豊富な業務経験があって、他の案件でもバリューが出せる状態になって初めて独立を検討するのがベターだと思います。
やりたいことがないのにフリーランスにならない
フリーランスになる上で、なぜ自分はフリーランスになりたいと考えたのか??はしっかり考えておくことが大切です。
多くの方が
・フリーランスは自由に働けるから楽しそう…
・フリーランスは毎日楽しそう…
のようなことを言いますが、実際はかなりの実力主義で、常に結果を出さないといけないプレッシャーがきついです。
「なぜ自分がフリーランスとして働きたいのか?」
をしっかりと意識して、独立を検討しましょう。
参考記事:
越谷市のローカルメディアKOSHIGAYAZINEを買収した話 ~なぜ今ローカルメディアなのか!?~
継続取引のできるクライアントと仕事をする
フリーランスの中でもクライアントポートフォリオの安定化は重要な課題です。
1社とだけ手堅く契約し、業務遂行することもできますし、複数社と契約し異なる業界やスキルを身につけることもできます。
しかしながら、フリーランスとして生き抜くことを第一の目的とした場合には、継続取引ができるクライアントとの関係性は最も強固に保つことをおすすめします。
やはり、長期的に契約できるクライアントが1社いるだけで、精神衛生上とても良いです。
僕で言えば、副業時代からお世話になっているWebマーケティング会社さんは、もう1年程度お付き合いしているため、信頼関係が深く、コミュニケーションも取りやすいですし、働きやすいです。ここの会社がなければ独立すら考えなかったですし、こういうクライアントの存在は大切にしましょう。
常にめちゃくちゃ自己研鑽する
フリーランスとして受託事業を行う中で、常に自己研鑽を行い、個人の市場価値を高めて行くことは超重要です。
僕のいるWebマーケティングの業界では、SEOの領域はやり尽くされていて、SEOの専門家の一部はYouTubeのコンテンツ企画の方に流れていっています。今後新たなプラットフォームが登場するたびに僕たちWebマーケターは主戦場を変えていかなくてはいけません。
フリーランスとして、常に新しい知識を取り入れ、環境に適応できるように準備しておきましょう。
受託以外の事業を立ち上げる
フリーランスとして受託事業を行いつつも、個人で別事業を運営することをお勧めします。フリーランスとしての専門スキルを高めつつ、自身のスキルを活かせる事業を立ち上げ、運営することがフリーランスの未来の稼ぎ方としてのロールモデルとなります。
フリーランスとしてず〜とやって行きたいという人であれば問題無いのですが、フリーランスで稼げる金額はたかが知れています。
僕がやっているWebマーケティング領域では、普通の人間が受託事業で結構頑張ったとしても1,000万円が限界かと思います。そのため、本ブログを含めアフィリエイト事業をやっていて、デジタルアセットを増やすことを目標に掲げて日々戦っています。
生活できないフリーランスにならないように高い目標を持って仕事をしよう!!
本記事では、フリーランスが生活できないと思われる原因や、そうならないように必要な心構えなどについて説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
本記事で説明した内容を以下に纏めます。
1) フリーランスが生活できないと思われている理由
– 実績がないと仕事を得られない
– 基本的に休みがない
– 体調を崩せない
2) フリーランスになるために必要な心構えや対策
– 経験や実績を積んでから独立する
– やりたいことがないのにフリーランスにならない
– 継続取引のできるクライアントと仕事をする
– 常にめちゃくちゃ自己研鑽する
– 受託以外の事業を立ち上げる
これからフリーランスとして独立する場合には、自身の目標を持って、常に高い成果を出して行くことが大切です。
また、独立に対して不安があるのならば、まずは正社員として働きながら副業を通して、スキルやクライアントとの関係性を構築することが近道であったりします。
僕自身も副業(複業)からクライアントを増やし、独立することができました。もし興味があれば以下の記事とかも読んで見て欲しいです。
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参考記事:
フリーランスWebマーケターに転身しました!!