最近高校生と会話をする機会があって、以下のようなことを聞かれました。
(SEOとか学ぶのに大学とか絶対いらなくねww!?)
結論から言うと、大学でWebマーケティングを学ぶことには特定の場合を除いて意味がないので、本記事にてその理由について説明したいと思います。
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Webマーケティングを大学で学ぶ意味はない
最近では、個人でブログを書いて情報発信したり、個人でプログラミングをしてWebサイトやシステムを簡単に作れるような便利な時代になりました。
さらにこの流れに伴い、フリーランスとして働いて自由を謳歌するような理想的な働き方を実現する個人が目立つ時代になってきています。
しかし一方で、社会人としてキャリアを歩む上での不安などから大学でWebマーケティングを学びたいと考えるような人が増えているのでしょう。
しかし、結論から言うと、
スキルを高めるためであれば大学まで行ってWebマーケティングを学ぶ必要は一切ないと断言しますwww
理由としては、以下3つが挙げられます。
理由1: Webマーケティングは変化が早く大学教育との相性が悪い
すでにWebマーケティングに従事している人なら想像に難くないですが、Webマーケティングの最新のフレームワークはすぐに変化するため、大学で最新のフレームワークを学んだとしても、1年後にはすぐに新しいフレームワークに変わることが多いです。
例えば、消費者購買心理の代表的なフレームワークであるAIDMAモデルはすでにSNSが登場した後にAISASモデルにトランジッションしていますよね。そして、この後にAITASモデルとかが登場し始めている状況ですwww
大学での教育はもっと本質的なものを追う場所だと思うので、ただフレームワークを覚えて実務で使って行くことが目的である場合には、これは個人学習レベルで事足りてしまいます。大学の学費を4年間400万円支払うよりも本で学んだ方がずっといいと言うことです。
理由2: 知識だけでは応用が利かない
大学は知識を身に着ける場所であって、実践的なことまで教える場所ではありません。Webマーケティングの場合は、知識はもちろん持っておくべきですが、それよりも経験に基づく感覚の方がより大切だと思います。
そのためか、そもそも日本のWebマーケティング関連の求人には「大卒」と記載があるかもしれませんが(最近は「高卒」が増えてきている)、基本的には大卒資格は重要ではありませんのでご安心ください。
僕自身ブログを書きまくった延長線上にWebマーケターとしてのキャリアを見出しました。ブログ自体は1.5年書いていましたが、Webマーケティングの実務経験としては、まだ1年を満たしていないです。
ブログ運用暦を入れると2.5年Webマーケティングをやっていて会社では結構バリューを出せています(リードジェネレーションサイトのオーガニックセッション5倍とか4ヶ月で達成してます)。
理由3: 大学の学費が高すぎる
そもそも大学の学費の高さは異常です。日本の大学の場合には学士を取得するのにだいたい1年間で100万円、4年間で400万円もかかります。
Webマーケティングを学ぶためにこんな支出する必要もなくて、今ならMOOCを活用して個人で独学できますし、ブログを書けば十分です。
逆に大学でWebマーケティングを学ぶべき人はどのような人なのか!?
Webマーケティングは個人で十分に学べることは本ブログで再三伝えているので言うまでもないですが、大学(もしくは短大)で学ぶべきなのは就労ビザや永住権を目指す人ではないかと思います。
僕自身もカナダでマーケターをやりたいのですが、職務経験がネックになるかもしれないと言うことは以下の記事で書きました。
海外就労をする場合には、その国の学士(もしくは準学士)の学位が職務要件として必要となります。そのため、これからWebマーケティングを大学で学ぶ場合には、移住を前提としてスキル証明が必要な人が対象になると思います。
とはいえ、大学生でも効率よくお金を稼ぐ方法について下記ブログで紹介されていますのでご興味ある方はご覧ください。
参考記事: 【バイト以外で効率よく稼ごう!】大学生におすすめの効率よくお金を稼ぐ方法 | マーケ大学
さいごに
本記事では、Webマーケティングを大学で学ぶ必要があるのか否かという疑問に対して学ぶ必要がないと言うことを説明しました。
Webマーケティングは全然大学で学ぶようなものではなく、個人で独学しつつブログで実践ができるので、安心して欲しいです。これからWebマーケティングをやりたい人はまずは個人でブログを書きまくることをオススメします。