上記のような疑問に答えるべく、本記事では以下について説明します。
① 時間帯別の流入が重要である理由
② Googleアナリティクスで時間帯別の流入情報を調べる方法
Web分析においては、サイト訪問者が1日の中でどの時間帯で流入しているのかを知ることはとても大切です。本記事で紹介する内容を理解していただければ、ユーザーが求める時間にサイトコンテンツをユーザーに届けやすくなるので、結果としてPV数増加や広告収益の増加に貢献することになります。
今Web分析に携わっている人でしたら全ての人に読んでもらいたいです。
① Webマーケター
② Webディレクター
③ ブログ運営者
④ その他Webサイト分析に携わっている人
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時間帯別の流入数はなぜ大切なのか!?
Webサイト分析を行う上で、時間帯別の流入数を適切に把握することはとても大切です。
なぜなら、サイト訪問者が多く流入する時間にサイトを更新することによって多くのユーザーにコンテンツを閲覧してもらえることからサイトの回遊率が向上し、結果として検索エンジンからの評価も高くなります。
Googleアナリティクスで時間帯別流入数を調べる方法
Googleアナリティクスで時間帯別流入数を調べる方法は2つあります。ここでは、それぞれの方法について説明していきます。
1: ユーザーサマリー機能で時間帯別アクセス数を調べる方法
2: カスタムレポート機能で時間帯別アクセス数を調べる方法
1: ユーザーサマリー機能で時間帯別アクセス数を調べる方法
Googleアナリティクスで時間帯別アクセス数を調べたい時には、ユーザーサマリー機能を活用することで簡単に調べることが可能です。
ユーザーサマリー機能は、Googleアナリティクスのサイドバーから「オーディエンス」→「概要」を選択します。
次に、グラフの右上にある「時間別」をクリックすることで、指定した期間内の時間帯別セッション数を確認することができます。
今回は17日間(2020年2月1日から2月17日)までの期間を表示しています。これぐらいの日数ならば、どの時間帯にアクセスが多いのかが確認できます。
しかし、日数感覚が数ヶ月単位にまで及ぶとこのユーザーサマリーのビューでは確認仕切れないです。2ヶ月半まで期間を広げると以下のように時間帯別のアクセス数を把握しきれません。
2: カスタムレポート機能で時間帯別アクセス数を調べる方法
ユーザーサマリーのビューでは短期間の日数指定でした時間帯別アクセス数を調べることができませんでした。そこで、カスタムレポート機能を活用した時間帯別アクセス数の確認方法について説明します。
カスタムレポート機能は、Googleアナリティクスのサイドバーから「カスタム」→「カスタムレポート」を選択し、以下の画面で「新しいカスタムレポート」を選択し、カスタムレポート作成画面にうつりましょう。
レポート作成画面に飛びます。
上記レポート作成画面で以下の情報を入力してください。
タイトル: 「((任意のレポート名))」
指標グループ: 「セッション」、「ページ/セッション」、「直帰率」、「ユーザー」
ディメンションの詳細: 「時」
指標グループは自身がアクセス解析の時によく見る指標であれば問題ないです。僕の場合には、よく「セッション」を確認しています。
設定が完了すると以下のように、指定した期間におけるセッション数が確認できるビューが閲覧できます。
このビューですと、積み上げでセッション数を確認できるので調査期間が数ヶ月間に及ぶような中長期的な場合でもセッション数を確認できるので、非常にオススメな方法です。
さいごに
本記事では、Googleアナリティクスにおける時間帯別アクセス数を調べる方法について説明しました。
時間帯別アクセス数を調べる方法には、「ユーザーサマリー」を活用した方法と「カスタムレポート」を活用した方法の2つの方法があります。
① ユーザーサマリーを活用した調べ方・・・1週間程度の短期間の時間帯別アクセス数を調べたい時に用いる。
② カスタムレポートを活用した調べ方・・・数ヶ月以上の中長期間の時間帯別アクセスう数を調べたい時に用いる。
調べたい期間の長さに応じて使い分けるのがいいと思います。時間帯別アクセス数を把握してサイトのグロースを目指しましょう!!