上記の疑問・悩みを解決します。
こんにちは、カズヤん(@webkirin)です。
本記事では、Wordpressテーマをアップデートしたら、急にGoogle Analyticsでのデータ取得ができなくなった時の原因・対策について説明していきます。
ページコンテンツ
WordPressテーマ更新でGoogleアナリティクスのトラッキングコードが消える!?
WordPressのテーマを更新したらGoogle Analyticsのトラッキングコードが消えてしまいます。
WordPressのテーマ更新時には、Wordpressのプログラムファイル内のソースコードが書き換えられてしまい、事前に埋め込んでいたトラッキングコードが上書きされてしまい消失することになります。
僕自身はビジネスブログ用のEmanon FreeというWordpressテーマを利用していて、Wordpressテーマのアップデート後のheader.phpファイルを確認してみたのですが、事前に仕込んでいたGoogle Analyitcsのトラッキングコードが完全に消えていました。
トラッキングコード消失の影響
ものすごく当たり前のことなのですが、この影響でGoogle Analyticsでおよそ2時間30分のセッションを失いました。
アクセス数を分析ツールに反映させたい僕としては、ここのセッションの記録を失ったショックはかなり大きいです。
2時間で気づいた速攻トラッキングコードを埋め込み直しましたが…www
時間帯別での日別セッション数を確認すると、16:30 ~ 18:00がごっそり抜けおちています。以下の時間帯別アクセス数をご覧ください。
関連記事:
【Googleアナリティクス】時間帯別の流入からユーザー理解し、グロースに繋ぐ方法を説明
こうならないための解決策
このブログは開設したばかりのため、アクセス数が月間5000PV規模なのでまだ損失は軽微というかほとんどないですが、月間50万~100万PVとかの大規模コンテンツサイトを運用していて、アクセス解析ツールのトラッキングコードが無くなったら、モチベーションが下がるはずです。
ここでは、このようにならないための対策方法を紹介します。
テーマ固有機能でGAトラッキングコードを挿入
WordPressでブログを始めたばっかりのタイミングでGoogleアナリティクスを導入する時には、Googleアナリティクスのトラッキングコードをheader.phpファイルのheadタグ内に設置するのが通常です。
しかし、Wordpressテーマによっては、Wordpressテーマ内にGoogleアナリティクスのトラッキングIDを記入できる機能があります。
僕の利用するEmanonであれば、
「外観」➡︎「カスタマイズ」➡︎「全般設定」➡︎「Googleトラッキングタグ」から以下のように設定が可能です。
WordPressテーマの固定機能を利用することで、更新時もGoogleアナリティクスのトラッキングIDを保持できるような仕組みが整っています。
更新後に速攻トラッキングコードを設置
WordPressテーマファイルのアップデートでファイル情報が書き換えられてしまう事実を事前に理解・把握している場合には、更新後にすぐにGoogleアナリティクスのトラッキングコードを設置することで、更新からコード設置までの1分間くらいのアクセス数記録ロスで済みます。
そもそも更新しない
そもそもファイルを更新しないという選択肢もありかと思います。トラッキングコード以外にもデータを取りたい箇所のタグ設置を行っている場合には、そんなに頻繁にテーマをアップデートしない方が返ってタグ削除リスクもなくなるのでおすすめです。
ただし、そもそもやや古いWordpressテーマであるとセキュリティ観点で弱い場合もあるので、定期的に更新する必要も出てくるかもしれません。
計画的なテーマ更新で設置したタグを守る
本記事では、Wordpressテーマ更新でGoogleアナリティクスのトラッキングコードが消えてしまう危険性について説明しました。
ブロガーもしくはWebマーケターとしてWebサイトを運用する場合には、計画的なテーマ更新で大切なサイトデータを保護することが求められます。
これからWordpressでブログを始める方には、本記事の内容が助けになれば嬉しいです。