今僕は、民泊事業を行うベンチャーのWebディレクターとして、以下の業務をやらせてもらっています。

・業務アプリケーションの設計
・月間3000セッションのtoB コーポレートサイトの記事コンテンツページのディレクション及びライティング業務
・立ち上げたばかり月間1000セッションのtoC リードジェネレーションサイトの記事コンテンツページのディレクション業務
・各種SEM補助業務(リスティング広告運用補助、大規模DB系サイトの自然検索調査、リファラル流入対策)

前職のITコンサルタント経験とWebアナリスト経験を買われて、アプリ設計、コンテンツマーケティング、SEM業務など超手広くやらせてもらっています。

また、個人としては、

・Wordpressを使ったWebサイト構築、SEOコンサルティング案件
・Webライター 案件 週1件

このようにデジタルマーケティングを行う中で、キャリアのほぼ9割をコンサルティング会社やエージェンシーで過ごしてきた自分は、ソリューション軸はまあまあ強いのですが、インダストリー軸の知識、いわゆる業務の知識が弱く、兎にも角にも業務の知識のインプットを増やすことが求められています。

また、昨年度はオンラインサロンで知り合った事業者つながりでサイト構築の仕事をもらったりと、Web経験半年にしてはかなりの経験をさせてもらっています。今回は近況報告ということで、各業務の詳細と、バリューを出すために心がけていることを話したいと思います。


業務の課題感


今もらっている大量の業務のそれぞれの内容と課題感を共有します。

業務アプリケーションの設計

これは完全なるシステム開発ですが、Adobe XDをベースに画面を設計し、バックエンドは外部ベンダーに投げる形で開発を進めています。

利用するデバイスもWeb、モバイル(iOS、Android)の3つのデバイス対応のアプリのためアプリの開発予算が500万~1000万円規模のものとなります。入社して2ヶ月でそこまでやらせてもらえるのは大変ありがたく、コード自体は書かないとはいえ、システムの負荷やDB設計などエンジニア以来考えることが多くあり、感謝しています。

唯一の欠点としては、業務内容の理解が追いつかず、業務部門とのコミュニケーションに時間がなかなか取れないという点があり、社長の期待に応えられるかが微妙なラインです。ここは引き続き頑張っていきたいと思います。

月間3000セッションのtoB コーポレートサイトの記事コンテンツページのディレクション及びライティング業務

これは、自社で運営しているtoB向けのリードジェネレーションサイトをコーポレートサイトとしてリニューアルし、サイト内に記事コンテンツを投下するための戦略策定と実際のコンテンツライティングも私で担っているという業務です。

サイトのリニューアル自体はリーダーがディレクションしていますが、マーケティングは私の方で見ている形です。現行の予測では、必要な記事数が120記事くらいと見積もっていて、半年で記事を揃えるために内外のリソースを活用してライティングを進めています。

サイトのドメイン自体は運用歴は4年半ほどあり、民泊サイトとして強いサイトのため検索Vol 100程度のキーワードなら一瞬で10位以内に入るレベル感です。

課題としては、ライターリソース不足です。特に外部のライターリソースの調達コストが高く、文字単価を常に調整しながら依頼を投げている感じです。ここに関しては、私自身がライターとして週に3記事あげていることでギリギリ持たせていますが、正直きついです。私の業界知識が上がり記事執筆スピード上昇と外部ライター調達がうまくいくことでどうにか着地させられそうです。

立ち上げたばかり月間1000セッションのtoC リードジェネレーションサイトの記事コンテンツページのディレクション業務

これは、自社の主力DB系サイト(月間100万PVレベル)のリファラル対策としてすでに130記事程度のコンテンツを誇るメディアサイトを持っているのですが、担当者不在から1年更新が止まっているメディアがあります。このメディアを復活させて、主力DB系サイトだけでなく、別のLPにもリンクを飛ばしたいという社長の意向から記事コンテンツの設計をし直しています。

これは、ペルソナ整理とカスタマージャーニーマップを定義することでどうにか実施できると考えています。

各種SEM補助業務(リスティング広告運用補助、大規模DB系サイトの自然検索調査、リファラル流入対策)

現在のチームリーダーは人員不足からリーダーポジションに居る感じでして、マーケティングスキルと業務知識はいずれも低いです。そのため、主力DB系サイトのSEO分析やリファラル対策の分析やリスティング広告の分析業務などは僕の方で引き受ける形になっています。

これに関しては非常に楽しいのですが、逆に今までよくアナリストなくして業務を回せていたのか大変不思議に思うことが多いです。

会社の課題感


やはりコンサルファーム出身者としてはガバナンスが最も重要な要素であると考えています。組織の課題感をここで共有します。

ガバナンスが弱い

まず、社長は個人主義の方のため、業務は成果主義の意向が強く、やや外資系に近い雰囲気があります。社長はとても優秀でして30歳で起業して今は5億の売上高を誇ります。僕のような好き勝手にやる人からしたら問題ないですが、自分で学ぶ能力がない人にはきつい環境です。

社内ルールの整備などHRがいないため、ここを戦略的に考えるリソースがあると今後のスケールアップも見込めると感じました。

学習能力と学習意欲が低い

社員の人数は25人程度です。社員の中には高卒も存在しますし、大卒でもまともに勉強していない雰囲気の人がほぼ全員です。そもそもの学習能力が極めて低く、物事を一般化する抽象思考が弱い印象を受けました。

また、学習意欲が極めて低いです。業務未経験の私の方が不動産Techと旅行業の市場環境については詳しいのではないかと感じました。普段からビジネスニュースを見ている人が極めて少ないと感じます。

創造力は高い

認知スキルは低いですが、その分想像力は高いと感じます。(非認知スキルが高い訳ではない)

これは、問題フレームワークを持っていない分自由な発想ができるということで、コーポレートサイトなどのデザインではバリューを発揮すると思います。ここは私も人のことは言えないですが、感謝しているところです。

最後に

結論として、業務の難易度自体はWebアナリスト時代よりは難しくないです。やはり、インハウスの業務の場合自社のビジネス知識の方が重要となるため、自社のビジネス環境を常に考えることが最も重要だと思います。

そういう意味では、WebやITの知識は入社初日で僕が1番優れていることがわかったので、自社ビジネス知識についてみなさんに色々教わる毎日です。

すでに課題は明確でして、いかに組織の士気を高めるかという点にあると思います。感覚的な人間が多く、ロジカルに考え価値を生むということに疎い方々を引き上げるためのコミュニケーションが課題になると思います。

カナダ移住するまでの残り1年は一旦ここでデジタルマーケティングを頑張ります。また、近いうちに近況報告を行いたいと思います。引き続き本ブログをよろしくお願いいたします。